ファイナルファンタジーV「ビッグブリッヂの死闘」のイントロを解析してみる

By | 2013年2月28日

FF5ギルガメッシュ登場と共に流れる「ビッグブリッヂの死闘」という曲は、インパクトのあるイントロからコサック調のメロディまで、一種独特な雰囲気とかっこよさが同居してて、ファイナルファンタジー史上でも屈指の人気曲となってます。
ギルガメッシュ

 

音列解析

本日は、これの超絶なイントロを解析してみようという企画。通常のメロディラインは割愛します。

ギターで弾くには至難なこのイントロは、よく見るとたんなるCsus4のアルペジオです。使われてる音はド-ファ-ソのみ。後ろのコード進行は、グラディウスをはじめとするコナミサウンド風味なC-Bb-Ab-Bb。厳密にはCmですが、まぁいいじゃないか、細かいことは。

同じ音列をアルペジオしてオクターブ行き来してるだけなので、鍵盤だと簡単です。同じくFFの「プレリュード」も似た作られ方をしてますね。

下は「ビッグブリッヂの死闘」風のアルペジオのイントロ。3種類。

 

弾き方・3種類

弾き方を大きく3種類に分けてみました。結局どれも難しいです。

フルタッピング

ビッグブリッヂイントロ風
まずこれが大本命。フルタッピングバージョン。ピッキングするのは最初だけで、あとは全部レガートで音を出すという、最大さぼり奏法となってます。下の二つに比べてスピードアップしやすいので、手っ取り早く雰囲気が出せます。ただ、ラストの8fから3fがどうやってもスライドするしかない。

あの速さで5フレット間を瞬時にスライドするのはほとんど不可能なので、これは昔3fにカポを付けてプリングにして弾いたことがあります。ニコ動とかで演奏してる人のを見ると、この3fの音は無視してる人が多い模様。まぁ、確かにあってもなくてもあんまり変わらない。ちなみに、この弾き方での最大の難所はノイズ対策。

スウィープ

ビッグブリッヂイントロ風2
こちらはスウィープで制御していくタイプ。2拍目頭の3弦10fで薬指から人差し指に瞬時に入れ替えられたら、意外にもっていけるかも。上同様、最後の8f~3fはいかんとも。

開放弦を利用

ビッグブリッヂイントロ風3
開放弦利用バージョン。最後の跳躍がないので、最終的には一番ゴールに近いかもしれませんが、運指が非常に複雑なので、速度を上げて弾くこと自体困難。忍者のジャンプ練習みたいに、毎日メトロノームを1ずつ上げるぐらいの地道な練習をすればいけるか?

とまあ、弾き方は色々考えたんですが、スウィープをいれるにも、sus4の音列がじゃまをして、ジョイントだらけになってしまい、開放弦を使おうにも、音域的にもkey的にもちと厳しい。どうあがいてもかなり難しいシロモノになってしまいます。

 

まとめ

・カポを3fに付けてプリング
・変則チューニング
・7弦ギター
・移調
・ラストの1音は無視

のあたりが一番ラク出来る道。原曲はブラス系の音ですし、アレンジバージョンのBlack Magesでは、シンセがキラキラした音色で後ろで鳴っている、という編曲。実際のところ、アルペジオが簡単な鍵盤にやらせるのが一番。

でも、それじゃ面白くない、ってのがロックギタリストの性なのです。この曲の好きな諸氏はニコ動を見てるだけじゃなく、ぜひぜひ一度おためしあれ。


  


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