ヨーロッパ周遊の旅(1) オーストリア・ウィーン編

By | 2013年9月16日

関空からフィンエアーでヘルシンキまで一本、そこから乗り継いでだいたい2時間弱、ウィーンの空港へ到着です。ウィーンの空港はさすがに広く、壁面にヨハン・シュトラウスの楽譜が壁紙代わりに印刷されているのには少し驚きましたが、街自体、音楽をウリにしてるのを分かった上での演出と言えそうです。

CATという直通列車でウィーン・ミッテという駅まで行って、そこから地下鉄でホテルのある駅まで向かいます。ウィーンはプラハとは違い、移動手段は主に地下鉄。地下鉄はアナウンスも無く到着し、ボタン式でない旧車両はドアも人力でこじ開けねばなりません。


 

1日目はマリア・テレジア女帝が色を塗り替えた、有名なシェーンブルン宮殿へ。5月の終わりだというのにかなりの寒さ。しかも小雨までぱらつくという、なかなか面白くない天気ですが、まぁ、こればかりは運としか言いようがありませんね。

シェーンブルン駅。まさに宮殿のための駅。

シェーンブルン駅。まさに宮殿のための駅。

シェーンブルンは駅前に宮殿まで超わかりやすい地図があるので、迷うことなく行けます。ていうか、ここで降りる大量の人についていけばOK。チケット売り場はガイド本にかいてある通り大混雑です。行列に並んで、日本語のオーディオガイドを借りて、宮殿内では聴きながら進んでいきます。ガイドもわかりやすく、かなり楽しめました。もし行く予定のある人は、前もって本の一冊でも読んでおくと、歴史の細かいところが分かって、より楽しめると思います。

シェーンブルン宮殿。空がどんよりしてます。

シェーンブルン宮殿。空がどんよりしてます。

かなりの勾配。山頂にあるちっちゃいのがグロリエッテです。

かなりの勾配。山頂にあるちっちゃいのがグロリエッテです。

宮殿の敷地は膨大な広さですが、宮殿裏の庭と、グロリエッテという高台の建物の上に登った辺りで、寒さと疲労にやられて、そのまま離脱しました。このグロリエッテ、景色はかなり雄大ですが、登るのに安いとも言えない額のお金を取られます。この手の古い建築物の敷地内にありがちな、がめつい商売。

グロリエッテ。鴨登場。

グロリエッテ。鴨登場。

グロリエッテ上からの眺め。もの凄い眺望です。

グロリエッテ上からの眺め。もの凄い眺望です。

そのまま有名なフィグルミュラーまで行って、ウインナーシュニッツェルを注文。フィグルミュラーは本店と支店がありますが、支店の方が大きい通りに面しており、落ち着いたたたずまい。有名店だけあって列をなしてますが、僕らは10分と待たずに入店できました。「zwei??」と聞かれましたが、結局ドイツ語を使ったのはここと、お礼を言うときの「Danke」のみ。ここでは色んな料理がありますが、どれもかなり美味しいです。一緒に頼んだポテトスープもなかなか美味でした。

有名なウィンナーシュニッツェル。直径30cmぐらいあります。

有名なウィンナーシュニッツェル。直径30cmぐらいあります。

オペラ座。ウィーンの象徴的な建築物。

オペラ座。ウィーンの象徴的な建築物。

1日目は雨がぱらついてもう一つな天気でしたが、月曜ゆえに美術館系はどれも休みでした。月曜には美術館系は避けておいた方が良いです。

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ウィーンは上品な分、プラハに比べて重厚さに欠けます。好みが分かれそう。

ウィーンは上品な分、プラハに比べて重厚さに欠けます。好みが分かれそう。

夜にはモーツァルト楽団という、ウィーンゆかりの曲ばかり演奏する楽団のコンサートに行きましたが、開場はウィーンフィルの本拠地でもある楽友協会。これは非常に価値があります。僕らは一番安いチケットを買いましたが、音の回りが悪い最前列でした。音のバランスは今ひとつでも、演奏者の表情まで見える最前列は実に感動的で、今でもオーストリア観光の個人的ハイライトとなっています。

楽友協会。コンサート後。観客はみんな写真を撮ってました。

楽友協会。コンサート後。観客はみんな写真を撮ってました。

 

2日目は、少し足を伸ばして、ハイリゲンシュタットまで行きます。地下鉄の終点まで約30分。ハイリゲンシュタット駅は結構大きい駅で、駅前には飲食の店がそこそこの数あります。僕らは「Take away SUSHI」の看板を掲げる店で巻き寿司と中華風の混ぜご飯を買いました。バス停もいくつか乗り場があり、その中から38番のバスに乗り込みます。バスは結構急勾配の中を進んでいきますが、停留所の場所をよく見ておかないと降り過ごしてしまいそう。カーレンベルクの丘まで行くことも考えましたが、少し手前のグリンツィングというところで降ります。

グリンツィングはウィーン市街とはうって変わって、実にのどかで良い感じの場所。一日中でも散歩できそうな感じです。しかし、道が少し複雑に入り組んでいるので、そこそこ詳細な地図があった方がいいかもしれません。僕らはタビトモの小さい地図を見ながら迷わないように気を付けて歩きました。


カメラ向けてたらポーズしてくれました。オーストリア人はサービス精神旺盛!

カメラ向けてたらポーズしてくれました。オーストリア人はサービス精神旺盛!

元々ワインで有名な場所なので、ワインを想起させるものが町中にあります。ホイリゲという新酒も色んなところで出しているので、ワイン好きにはたまらんところです。僕はあまり飲まないので、散策メインです。

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「新酒あります」の印らしいです。

「新酒あります」の印らしいです。

そのままひたすら下っていき、ベートーヴェンの小径を目指します。ここに行く間、かわいらしい家並みが揃う、地元の住宅地を通ります。ヨーロッパの住宅地はなぜにこんなにきれいなのか。ていうか、電柱だらけに灰色のそっけないデザインの家が並ぶ日本が汚いだけなのか…。

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ベートーヴェンの小径は、その逸話がなければなんのことはない普通の道でした。近くには遺書を書いたと言われる家もあります。そのままハイリゲンシュタット公園というそこそこ大きい公園内で、先ほど買ったご飯を食べ、地下鉄駅までさらに歩いてそのまま帰りました。

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ハイリゲンシュタット公園のベートーヴェン像。

ハイリゲンシュタット公園のベートーヴェン像。

グリンツィングは非常にかわいらしい場所でした。時間があれば、こんなところで一泊するのもいいかもしれないと思います。ウィーン観光のなかで時間を割いて行く価値があると思います。

 

2日目は晴れましたが、このままウィーンにいればこの晴れ間をもう少しは享受できたかもしれません。しかし、僕らは晴れたウィーンを後にし、寒風吹き荒れるザルツブルクに向かうのでした。しかし、この時点ではそんなことは知るよしもありません。続きは3,4日目〜ザルツブルク、ハルシュタット編へ…。

 




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