Apertureを使った私的写真管理術

By | 2014年8月12日

写真が趣味の人にとって、写真の管理は一大仕事です。大容量データ時代になった昨今ではなおのこと、ギガバイト単位の写真をどうするか。僕は去年よりアップルのApertureを利用して、結構快適に管理できているので、ちょっとそれを紹介します。

Apertureは画像管理とレタッチ機能、RAW現像機能を備えた写真用のソフトですが、アップル社だけあってMacでしか使えないため、多数を占めるであろうWindowsユーザーには縁のない話になってしまいますが、その写真の管理システムと狙った画像へのアクセスのし易さは素晴らしいものがあります。

 

ウインドウ一枚で収まる見やすく使いやすいUI

Aperture全ウインドウ

Aperture全ウインドウ

こちらがウインドウの見開き。左が主にプロジェクトを表示するメニュー。右がビューア兼サムネイル。

Apertureの写真そのものはプロジェクト単位で保管されてます。それを日付単位や、撮ったカメラ機種で並べたりすることが可能ですが、それはあくまでプロジェクト内から該当するものを引っ張り出して、検索して参照しているということになります。

個人的にはプロジェクトは場所で管理しており、見れば分かるとおり主に近畿圏の場所別にして、特別に一日掛けて撮りに出向いた時など、日付と場所を併記してひとつのプロジェクトにしています。場所に関わりなく知人の結婚式やライブ、旅行など、大きいイベントの場合、それで1つのプロジェクトにしてます。

プロジェクト一覧

プロジェクト一覧

一番上の「プロジェクト」を選択すると、一覧を右側ビューアに表示します。下の矢印の先にあるプロジェクト一覧が右に写っているわけです。

 

使えるスマートアルバム機能

その他「アルバム」という機能もあり、こちらはプロジェクトの中にある任意の写真を組み合わせて、1つのまとまりにできます。たとえば、僕のように撮影地でプロジェクトを分けた場合、その中から自分の子どもが写っているものだけを抜粋して「○○の写真」などという風に、ひとつのアルバムにしておく、とかそういう使い方をします。

スマートアルバム

スマートアルバム

個人的にはアルバム機能は必要性をあまり感じないので使っていませんが、スマートアルバムは登録しています。

スマートアルバムは上の画像にあるように右側に虫眼鏡のアイコンがついてるアルバムのことですが、これは検索条件を登録しておくというもので、上の「フィルム写真」という項目では、全プロジェクトの中からフィルムカメラで撮ったものだけが抜粋されて表示されるようにしています。

フィルムを現像に出してCDに焼いてもらうとファイル名に「FH000」という接頭辞が付くので、それを検索で引っかけるように登録してあるということです。下のSIGMAカメラも同じく。検索条件はかなり細かく指定できます。ラベル、レートや日付はもちろん、EXIFや撮影地などなど。

レンズごとに写真を分けて表示などもできるので、やってる人は多いんじゃないでしょうか。

スクリーンショット 2014-08-12 13.40.01

 

その他にも管理用の機能がたくさん

その他にも、Mac OS 10.9にも搭載された色分けラベル機能、★でわけるレート機能、フラグ機能、「夕方」「シルエット」などのキーワードを写真ごとにワンタッチで追加できる機能などなど、様々な管理の仕方が出来るようになっています。この辺りは僕もそんなに利用していませんが、レートとフラグは比較的よく使っています。これだけあれば、人それぞれで自分に合った色んな機能を試しながら効果的な写真管理ができそう。

左メニューにもあるように、顔認識機能を使っての人物別に絞り込んだり、撮影地で分けたりすることも可能。前者は使っていませんが、後者は国ごとに分けています。

「撮影地」モード

「撮影地」モード

日本国外の写真はプロジェクト自体を分けているので、あまり実用性は感じませんが、国内も含め色んな場所で撮っている人は登録しておくと、地図上で確認できると楽しいと思います。とはいえ、登録は面倒くさいのは否めません。地図自体もGoogleと仲の悪いアップルが自社で作った出来の悪い地図なのでなおさらです。前のバージョンではGoogle Mapだったようなので、そこは直して欲しいところ。ちなみに、GPS機能の付いてるカメラなら、自動で割り振ってくれますので、まさにそっち向けですね。

 

アグレッシブに写真をいじるのは苦手

写真の編集調整機能は必要にして十分。この辺は、写真の管理の話を主軸とする当記事の目的から外れるので、ほどほどに流しますが、個人的には機能の不足を感じたことはないです。カラーや露出、WBなど、普通の調整に加えて、調整をブラシで部分的に掛ける機能や、二枚の写真を比較しながら綿密な調整を施すなど、一般的に直すぐらいの機能であれば十分でしょう。

反面、こちらからいじくっていくのは苦手で、特に多重合成写真やHDR写真などを作るのはほぼ不可能と思われます。一般的にAdobe Lightroomが写真をいじる方向け、Apertureは管理をメインにする向け、と言われますが、確かにその通りだと思います。

そんなに写真をいじくり回すことはないが、増えていく写真を効果的に一括管理したい、という人には十分な編集機能もそなえたApertureは特におすすめ。Garage BandとLogicのように、ApertureはiPhotoの上位版的位置づけでもあるので、iPhotoユーザーであればなおのこと満足できるでしょう。

RAW現像ソフトと管理ソフトをまとめて一本化したいという人にも向いていると思います。何せ安価なのもポイント高いです。


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