Eric Johnson「Cliffs of Dover」奏法を研究する・その2

By | 2015年1月26日

その2では曲の始まりから2番サビの終わりまでをざっくり研究します。

全譜面はこちら

前と同じく、自分の動画を載せておきます。

イントロ

実質的なイントロ部

実質的なイントロ部


前座的なフリーソロ終了後すぐに登場するこのフレーズ。

弾き方には色んな説がありましたが、YouTubeで動画がたくさん見れるようになった昨今、こんな感じであることが判明。しかも1,2弦は右手の薬指、中指で弾かれているようです。簡単そうに見えてピックとのコンビネーションが随分と難しいです。

実は左手もかなりなストレッチを要求されるのですが、手首を前に突き出すような形に持って行き、小指をうまく7fに届かせるようにします。とはいえ、手が小さくてどうしても無理な方もいると思うので、こちらでごまかしてもアリかなと思いますね。

この部分、多分弦を分けてアルペジオ的に弾くことで、音の分離を図るという意図があるんでしょうね。ピアノ的に聴かせたかったとか、そういうことかも。昔、MR.BIGのTake Coverにて、単純なアルペジオを驚きの運指で弾いてるパターンがありましたが、似たような感じか。

1番Aメロ

1番出だし部分

1番出だし部分


出だしの7f-8f-7fフレーズは4弦ルートGコード(オープンコードDの形)の分散。この曲は色んなところで、分散和音が効果的に使われていますね。

3段目の1,2小節目は譜面はあんまりアテになりません。Cadd9のフォームを押さえて適当にアルペジオしているようです。
cadd9

赤丸で囲っているところはピッキングハーモニクスできれいに1オクターブ上の音を出してます。色んな人の動画を見ると結構無視している人が多いですが、右手のポジショニングを若干変えて、フロントピックアップの近くまで持ってくるときれいに出るポイントがあります。15fのちょうど1オクターブ上(27フレット)あたりを狙うわけです。

このあとサビに行きますが、サビは小指でスライドを繰り返す上にハイポジションならではの狭さがあるので、気を付けて弾かないと結構音を間違えます。

2番サビ

2番サビ

2番サビ


2番サビは2段目終わりから3段目頭にかけての高速分散和音に尽きますね。

急に登場するのでかなり難しいポイントです。ポジション的にもバックのコード的にも、ほぼGコードの構成音をそのままなぞっている感じになってますが、よく見ると前半3音はG、後半3音はEmです。2つあわせてコード的にはG6ってとこですが、まぁ多分単なる手癖フレーズのひとつでしょう。

全てピッキングしているのかどうかは定かではありませんが、かろうじてオルタネイトで弾けない速さではないので、オルタネイト推奨。どうしても無理だとスウィープに頼ることになりますが、その場合走ってしまいがちなので、リズムのキープを最優先に考えることになります。

というわけで、その2はここまで。その3はソロ前のInterlude部とソロです。こうご期待!


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