Nikon D750 実写とレビュー

By | 2016年2月24日

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ニコンD750のレンズキットを購入して、何回か撮影にも行ったところで、少しこのモデルのレビューをしようかと思います。D610と散々迷った末にD750を選んだ経緯については、先日上げた記事に詳しいです。そちらも合わせて見てみて下さい。

Nikon D750とD610で迷い、D750にした僕なりの理由

運用編

実際に使う上で気になる場所。この辺は個人の好みの大きいところなので重要。

Nikkor 50mm f1.8

D750 & Nikkor 50mm f1.8

小型で軽量

カタログ値の重量は同じくNikonの懐古主義風モデル「Df」や「Canon 6D」に一歩譲るものの、かなり軽量です。フルサイズで軽量という両立が難しい部分において、かなり健闘しているんじゃないでしょうか。DXフォーマットのD7000シリーズに比べると50g程度こちらが重いという感じですが、実際に持ってみると、ほぼ差は感じられません。前に使ってたのはD7100でしたが、持ち替えても違和感がないレベルです。

キットレンズを装着する場合は、24-85mmが500gを切りますので、この2つは合計で1.2kg程度に収まります。スナップを撮るために街中で振り回しても、大げさに感じないレベルを保っています。

過去最高の持ちやすさ

今までD40からD750までNikon機を4台使ってきましたが、これほど持ちやすいものは初めてです。右手でしっかりホールドできるため、疲れにくいのも大きなメリット。これは実際に手にすると驚けるレベルじゃないでしょうか。

上部ディスプレイは小さくなり、かわりにグリップが深くなっている

上部ディスプレイは小さくなり、かわりにグリップが深くなっている

 

撮影編

実際の撮影に関するところ。個人的に再生画面の操作以外に不満なしです。

D750 & AF-S 24-85mm f3.5-4.5 DXクロップ適用

D750 & AF-S 24-85mm f3.5-4.5 DXクロップ適用

オートWBは優秀

オートWBはEXPEED 4になり、かなり優秀になりました。普通に撮ってほぼ見た感じのまま写ります。作品作りの際に色付けを意図的にしたい場合はそれに合ったWBを選べばいい話なので、オートが自然に写るのは歓迎すべきこと。

これは前に所持していたEXPEED 3内蔵のD7100と比べると歴然とした差を感じます。

ISO 6400までは十分実用

高感度はフルサイズであることもあり、かなりいけます。6400までは相当引き延ばしてもノイジーには見えないでしょう。12800はかなりノイジーに見えるので、時と場合によるという感じ。こちらもDX機のD7100とは比べものにならない差で驚きました。D7100の1600とD750の6400が大体同じぐらいに思えます。

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO6400 等倍

ISO6400 等倍

ISO12800 等倍

ISO12800 等倍

特に等倍にすると12800はきついですね。

色付け、画作りはやや派手になった印象

D40のちオリンパスに一瞬浮気して、その後のD90からずっとNikonを使い続けていますが、画造りは徐々に派手になってきている印象を受けます。線が細く、色付けが淡かったD90に比べると、D750の画造りは線も太く色付けが濃いめです。ピクチャーコントロールで制御はできますが、基本となる画造りが派手目です。ライバル会社のCanonに中々追いつけない中、画造りもCanon寄りになってきているような感じです。どちらが良いかは完全に好みの問題なので、微妙なところですが、前述のピクチャーコントロールがかなり柔軟、優秀な印象なので、画造りにはそれも使って自分の好みを追い込んでいけばいいのかなと。

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比較的色がはっきりして線が太い印象

比較的色がはっきりして線が太い印象

特にキットレンズについてくる「24-85mm f3.5-4.5」は色が濃く、線の太いモダンな写りをします。おそらく「24-120mm f4」も同じでしょう。

ライブビューのAF速度は普通以下

コントラストAFの限界かもしれませんが、ライブビュー時のAFは速いとは到底言えません。ライブビューAFで動体を撮る人は普通いないので、速さはあまり必要ないですけどね。あとは、コンデジのように動画時に勝手にAFしてくれると助かるんですが、いちいち合わせに行かなければならないので、音声にジージーという音が混入します。これもピント調節機構がレンズ側にある一眼レフではどうしようもないことなんでしょう。相変わらず動画時はMFで合わせる方がよさそうですね。まぁ、動画自体、海外旅行ぐらいでしか撮らないんですけど。

ちなみにチルト液晶は超便利です。地面スレスレ撮影、持ち上げて上からとか、アングルの自由度が上がるのは楽しいですね。

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操作性

操作性は今までのNikon機と何も変わるところがないので、使い続けてきた人には違和感なく馴染みそう。モードはASMP以外正直いらないと思うんですが、U1,U2とユーザーセッティングを保存しておけるのは便利。夜景用とか動体用のような特殊な撮影時のを保存しておくと良さそうですね。僕も夜景とか夕方の光量の少ない時間に撮ることが多いので、夜用を登録しています。

撮影後に再生画面に移るまでの時間が少々長いのと(これはSDカードのクオリティ、画像のサイズに依るのでしょうが)、再生画面の操作性は相変わらずNikon独自のやりにくさを残しています。拡大縮小にボタンを連射しないといけないのは面倒な仕様です。ここはダイアルでぱぱっと拡大してくれるCanon機の方が好きですね。

また、画面内でデフォルトにf値やSSなどの撮影情報が見られないも地味に不便。

こんな情報ではなく

こんな情報ではなく

こういうのをちょっとでも表示してほしい

こういうのをちょっとでも表示してほしい

下にファイル名や日時が出ているのですが、ファイル名なんか液晶画面で確認したい人はあまりいないでしょう。撮影情報を見るためにはあらかじめ設定画面でそれを設定しておいてから、対象のコマを選んで上下に移動していかなくてはなりません。

 

まとめ

撮影におけるクオリティの部分は連射や高感度などを除けば、ここ数年でほぼ完成され尽くしている中で、まとまりの良い機種を出してきた感じです。多分、末永く使えるであろうと思って、D610ではなくこちらにしましたが、今のところ後悔は全くなく、所有する喜びや持ち出す楽しさなども得ることができています。

ネットでの評判などを見ていると賛否あるようですが、僕はまったくもって良い機種だと思っています。個人的には銘機として名高いD90以来のヒットですね。長く使って行きたいと思います。


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