京阪神・楽器店巡り(アコースティックギター編)

By | 2017年1月24日

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ここ最近、アコースティックギターを新調するために家の近くの楽器店を渡り歩いています。デジマートがここまで全国の在庫一覧を載せてくれる時代になっても、やはり自分の楽器ぐらいは自分で探したいものです。

予算は20〜30万。やはりメインはエレキギターというのもあって、カッタウェイが欲しい。ヴィンテージ志向は皆無。Taylorは好きじゃない。こんなワケのわからん要望に応えてくれるギターが見つかるのかどうか…。

ちなみに、試奏させてもらった店については御礼のつもりでピック、弦、チューナーなどを買って帰ってます。

 

大阪・北部

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梅田が中心。無印良品の跡地に島村がやってきたのは地味にでかかったです。江坂にはプライムトーンもあったんですが、移転しちゃいましたね。

イシバシ楽器梅田店

NU茶屋町の上にある楽器店。大手で大型ですが、休日でも人がまばら。賛否ある店ですが、個人的に嫌いではないだけに何だか心配になってきます。

店の前に店舗一つ分のスペースを借りているのか、アコギはそこに大量陳列。ほとんどが自社で代理店を務めるCole ClarkかTaylor、あるいはMartin。奥にGibsonばかり置いてるスペースもあります。

Taylorははなから避けているので無し。Cole Clarkも面白そうだったんですが、値段との兼ね合いもあって見送りました。

http://www.ishibashi.co.jp/store/umeda.html

島村楽器梅田ロフト店

ロフトの上に、一昨年ぐらいに出来た店。郊外の「いつでも声を掛けてくる鬱陶しい店」という印象はここではなく、品揃えも多く、試奏も快くさせてくれる良質な楽器店。アコギは専用ルームに大量陳列。外にも中古がそこそこ。

大型店舗ならではのイベントなんかもやってて活気があります。島村はあまり好きではなかったんですが、ここはけっこうオススメ。特に初心者にはいいんじゃないかと。僕個人は今回めぼしいものがなかったので、そのまま退散しました。Taylorは本当にどこに行ってもありますね。

http://www.shimamura.co.jp/umeda/index.php

三木楽器梅田店

ビル4階建ての細長い楽器店。三木楽器は日本最古の楽器店として有名。HEP FIVEとESTの間を抜けた先にあります。1,2階がエレキ、3、4階がアコギ。

今回はアコギなので、とりあえず3階へ。一口に言って居心地の悪い空間。店員はまるで売る気が感じられず、30万までという相談をしてるのに、はなっから36万のものを薦めてくる接客もいかがなものか。超高価なものが大量にあるだけに、お高くとまっているんじゃないかと勘ぐりたくなる。骨董品みたいな値段のギターが欲しいのでなければオススメしない。この店は10年以上前からちょくちょく行っていましたが、高級志向になって妙になってしまった気がします。昔はこんなところじゃなかった気がする。

http://www.mikigakki.com/umeda/index.php

ワタナベ楽器大阪店

奥行きがあって細長い。場所は176号線をひたすら歩いたところで、ほとんど中津。場所が不便なだけに、いつも人がまばら。アコギは入ってすぐのところ。エレキ充実。

アコギにはあまり期待せずに行きましたが、やはりあまり琴線に触れるものはありませんでした。今回はアコギを探していたためそのまま退散しましたが、エレキの本体、エフェクターなどは独自のポイントを押さえた品揃えで見応えがあります。特にエフェクターなど探す場合、道中にあるESPカスタムショップとともにハシゴする価値が十分あります。

http://www.watanabe-mi.com/osaka/

ドルフィンギターズ江坂店

中級以上のアコギを探すなら…、大阪のアコギ名店。江坂駅から店の窓が見えます。出てすぐ。

ウクレレ、エレキギターも多少ありますが、やはりアコギの品揃えは圧巻。海外のマニアックな手工製ギターから、日本の定番まで幅広いです。店員もみな親切な方ばかりで、いろいろと相談に乗ってもらいました。4本ぐらい弾かせてもらいましたが、「Maestro Raffles」は仰天するほどの音色でした。こちらはただいま有力候補にあがっております。

初心者には少々ハードルの高い店ですが、中上級者がこましなアコギを買うのには良い店と思われます。よほど経営がうまくいっているのか、数年前東京支店もオープン。

http://www.dolphin-gt.co.jp

大阪・南部

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本町〜難波にかけて大阪では一番楽器店が多そうなエリアです。とくにアメ村多し。今回は行ってないので書いてませんが、大手もイケベ楽器(エレキだけ)、難波の山野楽器ロックインがまだあり、個人店もエレキを探しているときに数カ所行ったことがあります。江坂から移転したプライムトーンは本町ですね。

三木楽器アコースティックイン

心斎橋店の解体に伴い、アメリカ村にアコギだけで固めた店がオープン。それがこれ。BIG STEPの近くで、2階に店があります。

梅田店とはまるで違うまともな接客に、価格帯も幅広く、初心者モデルから超高級なものまで様々。日曜日の来店で賑わっていましたが、この雰囲気なら当たり前と言えます。二大ブランドはもちろん、Taylor、Morris、Takamineなど豊富に揃っていました。

今回の来店ではFurchに注目。チェコ産というだけでもそそられるのに(数年前旅行に行って以来、すっかりチェコファンになりました。)音も非常にバランスの取れたすばらしいもの。標準のシダーのものが20万ちょい、参考に40万近いマンゴーのものも弾かせてもらいましたが、個人的には前者がよかったです。やはりこの価格帯になってくると値段がイコールではなくなってくるなあ、と改めて感じた次第。Furchは僕の中で、若干幅広なネックの違和感に馴染めるか、フィンガーピッカー向けすぎてフラットピックを使ったときにどうなのか、という二点が焦点となっていますが、ただいまこちらも候補としてあがっています。

http://www.mikigakki.com/acousticuke/index.php

イシバシ楽器心斎橋店

1階がエレキ、2階がアコギ。入り口が違うので注意。内部は初心者用定番と二大ブランド、あとはヤイリが多いぐらい。

品数は多いですが、個性的なものもなく、あまり面白くありません。これなら梅田店のほうがまだマシか。エレキの方もフェンダーとギブソンばかりであんまりです。ちょっとは店の個性を出してもいいのでは…。向かいのKEYやとなりのイケベ楽器が個性的な品揃えなだけにちょっと面白さで劣ります。昔、パルコの上にあった時はもう少し攻めた品揃えだったように思うんですが。

http://www.ishibashi.co.jp/store/shinsaibashi.html

ミュージックランドKEY心斎橋店

アパレルショップの上。非常に入りにくいし、入るのに抵抗がある場所。この場所のせいでまあまあ損してるだろうなと思わせる立地です。

アコギはあんまりだろうと思って行ったらやっぱりあんまりでした。申し訳程度に置いてるばかり。今回はさらっとながしてそのまま帰りましたが、ここについてはエレキの方がけっこう良い感じの品揃えになってます。ちょっと前は国産の手工系ギターが多く、一時期はSugiとかmomoseとかたくさんありました。ここで弾かせてもらったSugiの40万のギターの音は忘れられません。今回は久しぶりに行ったらFujigenとCrews Maniacだらけになってて、あまり面白くなくなってました。昔のように攻めた陳列を期待したいところです。

http://www.musicland.co.jp/store/shinsaibashi/

 

神戸

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でかいのが2つと、小さいのがいくつか。今回はLeadmanには行っていません。エレキオンリーですがTONE BLUEは好きな人は好きですね。僕は肌に合いませんが。イシバシ楽器の近くにある中古楽器屋のQSICは、たまに掘り出し物が見つかります。

イシバシ楽器神戸三宮店

センタープラザ3階にある。キーボード、管楽器、アコギ、エレキぐらいの順で並んでます。他のイシバシと同様の可も無く不可も無い品揃え。これだけ行って気付くのは、梅田店だけが少し特殊であるということ。東京の方はもっと違うイシバシがあるんでしょうけどね。

中古がそこそこ多いので、やっぱりエフェクターでたまに掘り出し物を見つけることがあります。仕事で月2回ぐらい来るので、小物はよく買ってますね。

http://www.ishibashi.co.jp/store/kobe-sannomiya.html

島村楽器神戸三宮店

昔ビブレだったビルの上の方。今回久しぶりに行きましたが、梅田店同様くっついてくる接客がなくなっていました。これはありがたい。さすがにクレームが多かったんでしょうか。

典型的な初心者向けの品揃えで、一番高いギターでも20万いかないぐらい。まさかこんなに無いとは。今回、予算的には20〜30万だったので、速攻で退散。徹底して初心者だけにターゲットを絞るってのは、ある意味商業的な作戦としてはありですよね。ちなみにエレキは結構良いのがありそうでした。

http://www.shimamura.co.jp/koube/index.php

アップルギターズ

トアロードを登っていって、ビレバンの近くのビルの上。仕事場にギターを大量に吊してるって感じの陳列でした。

今回初めて行ったんですが、アコギのわりと有名な店ということで、置いてあるものもマニアックなものばかり。2,3本良さそうなのもありましたが、価格とにらめっこして、結局弾かずに帰りました。ヴィンテージものが多く、店主も相当マニアックな方らしいので、好きな人は本当に好きそうな店です。

http://www.apple-guitars.com

 

京都

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四条〜三条中心。京都あんまり知らないんですよね。エレキ中心ですがEast Villageは名店として名高いです。sobbatで有名なきんこう楽器も行ったことがありますが、基本エレキ中心っぽいんで今回はスルーしてます。JEUGIAの近くにミュージックランドKEYの京都店も有り。

JEUGIA三条店

ヤマハ臭がぷんぷんする寺町通り内の楽器店。1階は安物楽器とCD/DVDコーナーが一体になってJ-POPがガンガンかかっている、ミーハー丸出しのフロア。地下一階が楽器に特化したフロアとなっています。

地下一階はわりと幅広い価格帯のものがありました。ヤマハ製品が多く、LLシリーズの高価なものまであります。ガラスケースの中にはTaylorも。本数は少なかったので、さらっと見て帰りました。ヤマハの品揃えはかなり充実なので、探しているならありかと思われます。昔、最上階のホールでエフェクターのイベントを見に行ったことがありますね。良い子ちゃんにならずに、楽器店としてとんがった部分も持っていてほしいところです。

https://www.jeugia.co.jp/hall_4.html

BIG BOSS京都店

上のJEUGIAとほとんど同じような場所。エレキとアコギで別の店舗のようになっています。

アコギはどうせあんまりないだろうと思って見に行ってみると、なかなかどうして、たくさんあるじゃないですか。全部見て今回はめぼしいものがなかったのでそのまま行きましたが、思った以上でした。店員がくっついてくるといって賛否ある店ですが、エレキ、アコギ共にけっこう個性的でいい感じの品揃えになっています。見直したぜ、BIG BOSS。

http://bigboss.jp/kyoto/

ワタナベ楽器京都本店

ワタナベ楽器はこちらが本店。アコギは最奥に一段高いフロアになっています。梅田とは比べものにならないぐらい、良い品揃えをしています。さすが本店。こちらではいくつか個人的にぐっとくるものがあったので、試させて貰いました。

まずはエレアコのMaton。うーむ、硬いしふくよかさがないので却下。ていうか、これで20万超えか…トミー・エマニュエル効果で過大評価されてるとしか思えん。Headwayのドレッドノート。音は素晴らしいですが、カッタウェイが欲しい…。ベトナム生まれのAyers。ルックスは斬新で好み。音も悪くない。で、次に店員が持ってきたのがなんとドルフィンギターズで弾いたMaestroの同モデル。うーむ、これを弾いてしまうとやはりAyersは落ちるなあ…。Maestroギターは自分に聞こえるようにサイドに穴が空いているのですが、店員に目の前で比べて弾いてもらったところ、やはり前で聴いても一段上を行っているように聞こえました。

この楽器屋は大変気持ちの良いところで、親切に相談にも乗ってくれる上、店員もちゃんと店のラインナップを熟知している感じがします。家がもう少し近かったらもうちょっと折に触れて行っているところなんですが、わざわざ行った甲斐もありました。京都や高槻あたり在住の人ならオススメです。

http://www.watanabe-mi.com/honten/

 

まとめ

短期間で大量に回ってみると、どの店もそれなりに自分のカラーを出してがんばっている印象を受けました。本当につまらなかったのは三木楽器の梅田ぐらいです。

この辺は東京ほど楽器店が集結しているわけではないですが、京阪神と渡り歩いてみると、楽器店ごとの個性も感じられて楽しいですね。特に今回候補にあがったMaestroは日本ではどうやら近畿圏でしか手に入らないようですし、デジマートによるとFurchも三木楽器が一番多かったりします。

Furchはチェコってこともあって最初から狙ってましたが、Maestroギターは伏兵でしたね。やや尖ったルックスが好きになれるかは大きいですが、音だけならこの価格帯ではトップクラスでした。近い将来、またブログで何を選んだかをお知らせできる時がくるでしょう。


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