クロマチック・スケールとスケールアウト

クロマチックスケールなんて、小賢しい名前がついてますが、ただ全部の音が鳴ってるというだけです。1オクターブに含まれる12コの音を全て鳴らしたスケールです。ギターはフレットが半音ずつ均等に打たれているので、クロマチックは使いやすい楽器です。これをぶち込んでいくことで、スケール外の音が絶対に混ざるので、アウト感が得られて、えらく難しそうに聞こえるソロが取れます。名目としてはスケールの音を繋ぐ「経過音」。

 


(p1 2段目 0:08〜)
1弦上でスケールを弾いた後、2弦上でプリングしてる箇所がそうです。オーソドックスな使い方です。


(p3 2段目 0:43〜)
急に難しくなりましたが(笑)スウィープ後にHとPだけで弾かれている箇所。クロマチックは運指が簡単なので、こんな感じで速弾きもしやすいです。全部ピッキングするのは大変ですが…。出来るのであればスティーブ・モーズばりに、クロマチックで猛烈なフルピッキングするのもかっこいいです。

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上記の譜面での使用箇所はこちら。6弦ルートのドリアンフォームからじつにわかりやすい場所なので、簡単に導入できるんじゃないでしょうか。


(p2 4段目 0:36〜)
5弦ルートのチョーキングからスケールを派生させるような形で半音下降してます。ドリアンやペンタトニックのスケール内の音があまり含まれていない上に5音連続での半音進行、さらにスピードも16分音符なので、猛烈にアウト感が出てます。

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こちらは上の譜面で使っている箇所。5弦ルートでのドリアンスケールのフォームを基準に。5,4弦にまたがる際にはチューニングの都合上、半音階が実に入れやすいです。

 

上手く使うのは難しい

クロマチックは僕もそんなにかっこよく入れられる人じゃないので、たまに気が向くと研究しています。実際にもっと突っ込みたい人はフランク・ギャンバレや、スコット・ヘンダーソン辺りを聴いてみるといいかもしれません。先述のスティーブ・モーズもクロマチックをかなり大胆に使う人です。

JAZZの人にはかなり突っ込んだ使い方をしてる人もいます。ジョージ・ベンソンあたりはすさまじい入れ方をしてくる凄腕の一人です。単純なスケールですが、かっこよくしようと思うとかなり慣れがいるということですね。

興味がありましたらこちらもご覧下さい。→ ブログ投稿2014.5.20.「ギターソロにクロマチックを超簡単に入れる方法」

 


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