昨今のコンパクトデジカメは、より薄くより軽く、を推し進めているのか、あるいは費用削減のためか、凹凸があまりない薄いカード的な形のものが多い。
もちろん軽くてかさばらないに越したことはないんですが、どうにも小さすぎて持ちにくいので、手が疲れてきます。その上、落下の危険性も上がるってもんです。僕は平均日本人男性よりも指が長く手がでかいので、なおさら持ちにくいです。というわけで、もうひとつの愛用コンデジSIGMA DP2sと同様、グリップを作って付けてしまいます。
今回グリップ装着に登場してもらうのはこの人。
パナソニックのLUMIX DMC-TZ30。先日ヤマダ電機で1.5万弱で買いました。色は白と黒が売り切れ。赤は人気ないんでしょうね〜。
上に一緒に写ってるのがグリップに加工される予定の木材です。ホームセンターで売ってるファルカタ材という200円ぐらいの奴です。
まず軽く近い大きさに切りそろえてから、ペンで印を付けます。この形に切ってボディに貼り付けるという感じ。フラッシュが微妙な位置に付いてるので、そこはうまく避けてやらねばなりません。
カッターナイフでちまちまと切りました。柔らかいのでオルファのカッターで十分です。この木片を試しにカメラ本体に当てて、持ってみます。
指の当たるところを鉛筆で軽くマーキングします。これからこの部分をやすりで削っていきます。
というわけで、削れました。試しに当ててみると、なかなかぴったりはまります。
下の写真はこれから貼っていく革です。ハンズとかユザワヤとかで300円ぐらいで売ってます。たまにやってるレザークラフトのお陰で、革の在庫には不自由しません。
木片と同じ形に切って、貼り付けます。今回は本体のラバーグリップの辺りまで革で覆う予定なので、幅を大きめにとります。
最後に両面テープで貼り付けてできあがり。
どうもグリップ部分の面積が大きすぎる気がしますが、こうしないとうまく形が取れなかったので、仕方ないかなと。ホールド感はかなり向上しましたが、右手指がレンズに干渉しそうになります。中央付近まで指で覆いやすくなってしまった故の弊害。
もう少し改良も出来そうなので、暇があったらやってみます。とりあえず、第一次制作品としては上出来。