素早いパッセージを演奏する際に小指と薬指はもっとも動きにくいポイントです。これはギターに限らずあらゆる楽器で言えることなんですが、まあ一番使用頻度も低く、か細いので不器用になるのは当たり前とも言えますね。
今回はこれを打破するために個人的にやってきた練習を紹介します。
一見、ただの練習に見えますが、3弦1,2fあたりに人差し指と中指を置いたまま薬指と小指のみでこれを弾きます。
最初は中指がつられて動きまくってしまうと思いますが、それをぐっとこらえて少しずつ動かしていきます。高音弦側にいくほどきつく感じます。最初はゆっくりから。慣れていくとわりと速くても弾けるようになってきますが、いい加減にやらないように丁寧にやるのがポイント。一定の速さで弾けるようになってきたら、メトロノームをつかってみてください。
というわけで、久々のメカニカルトレーニングネタでした。小指が動かないと嘆く前に、一度試してみてはいかがでしょうか。