Macbookは全てのシリーズでアイソレーションキーボードになっており、打ちやすい反面、ゴミなどが混入しやすくなっています。Macbook AirとProは現デザインでの発売からだいぶ経つというのもあって、キーボードカバーは豊富に揃っています。
ゴミの混入を防ぐとともに、コーヒーをこぼす可能性も無くは無いので、先日購入したMacbook Airにもキーボードカバーを導入することにしました。
色つきのものを購入してみる
AirとProのキーボードカバーはかなり豊富で、僕の持っている11インチのものも結構あります。色つきのものもずいぶんとあって、何を買えば良いのかわかりません。さすがに500円以下とかの安物はやめとこうと思い、まずは色の付いたものでこちらを購入してみました。
色は赤です。なかなか濃い色の赤で、付けてみたところはなかなか良い感じ。打ちやすさもそれほど極端に悪くなっている感じはせず、使い勝手は良さそうです。
ただ、カバー自体がやや曲がって浮いており、さらに、薄ぺっらさが利点のAirではディスプレイが完全に閉まりません。これは我慢するしかないかー、とそのまま2週間ばかり使用することに。
色が移るという事態
ところが、ずっと付けていると、ディスプレイ側に赤色が付着してきます。これは予想外の事態でした。ティッシュにレンズクリーニング液を付けて掃除すること数回。さらに、キーボード側にシリコンが貼り付いて、それがテカリになってきます。上の写真のreturnキー部分でも貼り付きが確認出来ますね。
少し悩みましたが、さすがに嫌になって新しいものを探すことにしました。1,000円ちょっとでしたが、貴重な勉強代でした。
物色の末、つぎに見つけたのはこちら。
カバー如きに3,000円というのは少々値が張りますが、さすがにもう安物買いの銭失いはごめんなので、当分使うつもりで購入に踏み切りました。
moshiのキーボードカバーは素晴らしい
装着状態は前のものが少し浮いていたのに比べても完璧なフィット感があります。ポリウレタンはキーボード側に貼り付いてしまう事もなく、剥がすときも持ち上げるとするっと取れてくれます。さらにその薄さによって、ディスプレイをぴたっと閉じることができます。これは何気に嬉しいところでした。
問題はすぐに汚れてしまうところですが、これは自分の手垢が悪いので、カバーの質には関係ない話。ただし、汚れはディスプレイ側に付着するので、ある程度まめに掃除しておいた方がいいです。
打鍵感は裸の時に比べると、やはりかなり打ちにくくはなりますが、気になるかどうかは人によると言ったところでしょう。僕はけっこう慣れました。
キーボードカバーは必要か
上にカバーを掛けて、打鍵の感覚が変わらないわけはないです。そこを気にする方は、キーボード自体の汚れや飲料をこぼすことのリスクと、打鍵感が変わってしまうことを天秤にかけて、じっくり考えてから購入に踏み切るのがいいと思います。Macbookは中古で流してもあまり値崩れせずに買い取ってもらえることが多く、そこまでを視野に入れるのならば、できる限り現状を維持するために付けるというのもありだと思います。
ちなみにこちらも気にする人としない人といるでしょう。テカリの目立つトラックパッドのフィルムです。
タッチパッドでもディスプレイでも、付けると本来のパフォーマンスが低下します。この辺、綺麗に保つことにこだわるのは日本人的発想ですよね。逆に一切こだわらずに、傷だらけにしながらガシガシ使うってのもかっこいいです。
ちなみに、僕はギターはかなり無頓着にガシガシ使いますが、電化製品はどうしても綺麗に保ちたい人です。moshiのキーボードカバーはそこそこ値が張りますが、これにしておけば恐らく後悔しないんじゃないでしょうか。おすすめできる一品です。