ELECOM(エレコム)のLBT-PAR500AVは3色展開のBluetoothレシーバー。数多いブルートゥースのレシーバーの中でも、安価でかつアンプ内蔵のこのモデルは、結構な人気商品です。今回レッドを買ってみました。

デュアルアンプ搭載のハイパワー
この製品の最大のポイントがここでしょう。100mW×2のデュアルアンプ搭載で、パワーがあります。実際、スマートフォンに直接イヤホンを挿している時に比べて、音量に余裕を感じます。全体的にハリが出ている感覚がありますが、音質まで極端にグレードアップしている感覚はありませんので、オーディオアンプ的な役割を期待しすぎると肩すかしを食らうかも。
とはいえ、出力に余裕が感じられるのはありがたいところ。この値段では十分妥当な機能です。
操作感や分厚さはやや気になる
音量の調整の仕方に少しクセがありますが、慣れるとなんてことはありません。おそらく誤作動の防止もあるんでしょう。
電源スイッチとホールドスイッチが同じ面に並んでいるのですが、両スイッチが同じ形なので手探りでどちらかわかりにくいです。スライドスイッチ自体は固くて操作しにくく、HOLDを掛けようとすると、逆側にある早送りを誤って押してしまう、なんてこともしばしば。この辺はやや操作しにくい印象を受けます。

本体はやや大きく分厚いので、無線の割にはかさばります。上記のデュアルアンプ内蔵がその原因でしょう。
バッテリーは十分
Micro USBで充電で、Android端末と同じなので、Androidユーザー的にはどこでも充電できるのはありがたい。バッテリーは一度充電すれば、頻度にもよりますが、1日数時間で5日ぐらいは持ちそうです。個人的には十分。
ちなみに、アマゾンのレビューでは、iPhoneのディスプレイにバッテリー残量が表示されると書いている人がいます。Androidでは表示されません。

まとめ
僕の環境ではペアリングも問題なく、音質も快適。場合によっては途切れることもありますが、1時間聴いてて一、二度ぐらいの頻度なので、とくに問題はない感じです。
最大のポイントは、100mW×2のハイパワーデュアルアンプと引き替えの、1.5cmの厚さを許容できるかどうかじゃないでしょうか。
出来るだけ小型軽量が良ければ、同じエレコムでも40mW×2の「LBT-PAR150」シリーズなどが良いんじゃないでしょうか。値段も安いですし。
Bluetoothレシーバーは様々なメーカーがしのぎを削っていますが、最近は中国製を多く見かけます。
日本製にこだわって、なおかつ安価となれば、エレコムがやはり最有力候補となるんじゃないでしょうか。ちなみにソニーは高価ですが、ノイズキャンセリングなどの独自の機能が付いているものもあります。この辺も候補としては面白いですね。