時代はM2のMacBookがメインとなっている2023年の夏現在。今どきMacbook 12インチRetinaモデル(2017年製造)を購入しました。
MacBook 12インチとは
2015〜2017年の3年間だけ生産されていたモデルです。まだMicro USBが主流だった時代にUSB-Cポートが一つという、超シンプル設計で話題になったもので、ディスプレイにはRetinaを搭載。ベゼルが狭く、当時のMacBook Airに比べてもスタイリッシュな外観が特徴。短命に終わったモデルですが、今でも根強く使っている人がいます。
MacBook (Retina, 12-inch, 2017) – 技術仕様
とにかく軽い
MacBook史上でも唯一の1kg切り。0.92kgは下手したらタブレット並みで、僕みたいにPCをカバンに放り込んであちこちに行く人にはうってつけなのです。いまでも使っている人はこの軽量設計に惚れた人が多いんじゃないかなあとおもいます。
13インチ未満がなくなってしまったMacBook
この軽量Macbookは2017年にディスコンとなり、その後はAir 13インチがラインナップ上での最小サイズになっています。この13インチ、重量が1.24kgと普通のノートパソコンに比べて特段軽いわけではなくなってしまいました。薄いのは薄いんですけどね。
今回2017年モデルのMacbookを買うまで僕が使っていたのはMacbook Air 11インチモデルで、こちらも1.08kgの軽量だったのですが、このサイズはなんと2015年を最後に死滅しています。
Macbook Retina 12inch (〜2017) | 28cm x 19cm 0.92kg |
MacBook Air 11inch (〜2015) | 30cm x 19cm 1.08kg |
MacBook Air 13inch (現行) | 30cm x 21cm 1.24kg |
Apple的には小さいサイズのものはiPadに担わせるつもりで、同サイズのものをラインナップから外したのでしょう。しかし、iPadOSとmacOSではやはり色々なところに差を感じるのが事実。やはりパソコンの持つ柔軟性と安心感は他には代えがたいですね。
使い勝手はいかに
動作の軽さ
僕自身の運用はまずブログ更新、そしてAffinity Designerを利用してのベクター制作や画像の編集、それからWondershare Filmoraを使っての動画編集、そしてLogicでの簡易制作です。
ブログ更新はまずなんの問題もなく。Affinity Designerはもともと軽いソフトウェアであり、Macとの連携は非常に良好なので、こちらもストレスは全く感じません。問題は残りの2つ。動画編集については5分程度の動画を軽く切って貼って、それから上に別の画像を載せたり文字を乗せる程度であれば何の問題もなく動きます。動画がそれ以上長くなったり、あるいはトラック数が増えたりするとカクカクしだすかもしれません。
Logicは4〜5トラックぐらいであれば問題ありません。ギターアンプシミュレーターのAmplitubeも楽勝で動きます。LogicはApple純正ソフトなので、余計に軽く動く感覚がありますね。こちらもソフトシンセを20も立ち上げたりすると多分全く動かなくなるでしょうが、モバイルノートとして常識的な使い方であれば問題ないでしょう。
USB-Cが一つ
このモデルの最大の特徴であり微妙とされる点がここ。確かに拡張性は皆無です。USBメモリなどを指す際にアダプタを噛まさねばならんのは結構面倒ではありますが、その他にそもそも外部の機器を接続することがあまりないので、個人的にはそんなに気にならないですね。この軽さや薄さからいっても持ち運びのためのPCという前提で作られているのは間違いなく、家に設置するわけでなければさほど気にはならないかなと思います。
それにしてもその割に物理ヘッドフォンアウトがついているのはAppleらしいというか。僕自身はギター教室で外部スピーカーとアナログ接続する機会があるので助かってはいますが、ここもUSB端子にしておいてくれれば…という意見はわかります。
OSはVenturaまで
2017年を最後に生産終了なので、当然OSのサポートはある程度で切られます。最終の2017年モデルでVenturaまでとなっています。その前の2016、2015年モデルはさらに安価で出回っておりスペックもほぼ変わらないのですが、限界OSがさらに古くなるので、もし今から購入される人はこの点ご注意を。Venturaといえば2023年夏時点では最新OSで、がんばればあと数年は使えるでしょう。
ちなみに去年の終わりまで使っていたiMacは2011年もので、High Sierraのまま限界運用していました。それに比べたら天国です。
おわりに
拡張性皆無のいまさら6年前のパソコンを使うとすればサブ機として運用の一択に尽きますが、逆に割り切ってサブ機として使えば最強です。スペックはそこそこでいいからとにかく持ち運びやすくしてくれ、という層は一定数いるはずです。「M2プロセッサを搭載して復活するのでは」という噂がありますが、これもこのモデルを待望する人達から自然発生的に生まれたものかも知れません。