左手デバイスとして、スイッチが数個ついてるものをAmazonで物色していた昨今。
先日、仕事場近くの良品買館でテンキーの投げ売りを発見。
たぶん、この製品だと思うんですが、
謎の二段入力
さて、手始めに定番のKarabiner-Elementsを起動。このソフトウェアはアクセス権の許諾などをする必要があり、はじめに立ち上げるまでに少々手間がかかりますが、ここではその説明はしません。どこか別のところで調べてください。
さて、Karabinerで5のキーをcommandに割り当てます。

それで、その”5″と”a”を同時押し。すると
テキストが全選択されて、その後すぐに全部消えるという事態が発生。
どうもcommandとして働いた後に何かが入力されていて、選択された文字が消去してるようです。
Karabiner Event Viewerを立ち上げて”5″を打ち込んでみます。
どうやら”left_command”が発動する前後に”num_lock”という謎の信号が送られている模様。
こんな機能がついてます、とパッケージの裏側に書いてあるので、これのせいかもしれません。
num_lockキーを無効にしたところ、問題なく作動しました。
Karabiner-Elementsを駆使
さて、ここからは設定を駆使します。
Karabinerは”cmd+a”みたいなショートカットの入力にはComplex Modificationsのメニューを使いますが、ここではコードを記述しなくてはなりません。
知識のない人にとっては辛いのですが、ルールは単純なため、うまくコピペを利用すると簡単にできます。
Complex Modifications設定の仕方
雛形はネット上のブログなどで探してくるのも良いですが、どうも仕様が変わっているようで、うまく動かないものが多いので、上の[Add predefined rule]を選択。
[Import more rules from〜]という項を選び…適当なものを選んで、それをインポートして手直しするのが良いです。
JSONのプログラム文はよくわからなくても、大まかにこんな構造になっています。
ので、この赤字で書いているところだけを入れ替えるだけでも、かなり使えるようになるはずです。
Complex Modificationでは、プログラムで制御するため、単純な入れ替えの他、特定のキーが押されている間とか、特定のプログラムのときとか、できることは無限に近いぐらいあるので、色々調べてみてもよいでしょう。
まとめ
というわけで、僕の使い方としては、だいたいこんなふうになりました。
ほとんど基本的なショートカットばかりですね。ど真ん中の5は未定。下段の00は0を高速で2回押すという信号のようで、使えません。右段の一列はほぼそのままにしています。BackspaceやEnterはそのままでも便利だからです。本体についてるNumLockキーを併用して、通常のテンキーとショートカットデバイスで使い分けるのもありかと。
Dymoでタイピングしたものを貼り付けましたが、いかにも800円ぐらいの絶妙に安っぽい雰囲気になりました。キートップは考える余地ありです。
このテンキーデバイス化計画はやってる人が非常に多く、定番のカスタマイズのようです。なんせ初期投資が安くて済みます。興味のある人は一度試しにやってみてはいかがでしょうか。