ミニ三脚の万能選手!ゴリラポッド・ハイブリッド(gorillapod HYBRID)

By | 2014年8月19日

JOBY社のゴリラポッド(gorillapod)には小、中、大と3種類ありまして、小さい順に「オリジナル/マグネティック)」「ハイブリッド」「SLR-ZOOM」となっています。このほかにもスマホ用とか色々ありますが、とりあえずメインとしてはこの3種でしょう。

「オリジナル」は完全コンデジ用で、「マグネティック」という足の先が磁石になっている亜流が存在します。ハイブリッドはミラーレス一眼用、SLR-ZOOMは足と雲台が別売りになっており(セット販売のものも有り)、ズームレンズを付けた一眼レフでも大丈夫という頑丈なもの。



個人的にはマグネティックとハイブリッドを所有していますが、ミラーレス一眼用と謳うハイブリッドで一眼レフを支えることは可能なのか。

 

ゴリラポッド・マグネティック vs ハイブリッド

兄弟のよう

兄弟のよう

マグネティックとハイブリッドは見ての通り、兄弟のような差があり、大きさも頑丈さも全く違います。

マグネティックは小型軽量で金属部分にくっつけることができる、という利点はありますが、それ以上の利点は全くないです。値段にもそこまでの差はないので、コンデジ使用であってもハイブリッドをおすすめします。

gorillapodハイブリッド・雲台

gorillapodハイブリッド・雲台

最大の利点は、上部の雲台を自在に動かせるという一点。これがあるとないで、設置の自由度やラクさが格段に違います。

 

ゴリラポッド・マグネティックとSIGMA DP

さてさて、まずはマグネティックにぴったりのSIGMA DP2に登場を願います。

DP2 & ゴリラポッド・マグネティック

DP2 & ゴリラポッド・マグネティック

ずいぶんと長く使っているこいつですが、ゴリラポッド小にはまさにぴったり。この組み合わせは夜景にものすごく強いと、昔の記事で書きました。

SIGMA DPに見るフォビオンの威力

この大きさのデジカメであれば、マグネティックの小さいサイズでも十分です。昔オリンパス・ペン・ライトを載せて使ったこともあるので、ミラーレス一眼であっても、小振りなサイズにあまり長くないレンズであればいけそう。

ちなみに、NIKON D7100ではこの通り。

P1000617

足は自分でやったんじゃなくて、ほんとに自然にこうなりました。かわいそうになってくる画です。

 

ゴリラポッド・ハイブリッドに一眼レフは使えるか

実験はD7100に色んなレンズをつけて行います。

NIKON D7100
重量765g

SIGMA 30mm F1.4
重量435g 長さ63.3mm

Nikon 18-105mm F3.5-5.6
重量420g 長さ89mm

SIGMA 17-50mm F2.8
重量565g 長さ91.8mm

 

SIGMA 30mm F1.4

まずはシグマの単焦点レンズ。
P1000618

前傾時

前傾時


重さは1kgを余裕で超えますが、長さがないためか安定感は結構あります。前傾させても雲台のねじさえしっかり締めれば大丈夫。

 

Nikon 18-105mm F3.5-5.6

次にニコンのズームレンズ。これはキットレンズですが、プラマウントで軽量。単焦点より軽いとは驚きです。
P1000621

前傾時

前傾時


長さがありますが、軽いのでこちらもなんとかなってます。前傾姿勢はねじをかなりしっかり締めて、かつ足の向きをうまい具合に調整すれば、固定可能です。

ズームレンズなので、ズームすると全長が伸びます。望遠端でも実験。

20140819_120152

20140819_120233
上向きならいけますが、下に向けるとアウトでした。

 

SIGMA 17-50mm F2.8

最後は一番重い大口径標準ズーム。
P1000625

前傾時

前傾時


こちらも上向きならOK。前傾はアウトです。広角端でこれなので、望遠端まで伸ばすと普通に無理そうです。

 

コンデジ~軽めの一眼レフなら十分使える

結果としてある程度は可能であるといえます。今回実験したD7100は、APS-Cモデルでは最上位に位置するのでそれだけ本体も重いということで、ニコンの3000番、5000番台や、キヤノンのkissシリーズのような計量なモデルであれば、より安定して使用できるはずです。

ボディが少しぐらい重くても、レンズが軽ければほぼなんでも可能っぽいですが、逆にレンズが重すぎたり長すぎたり、本体もフルサイズ一眼のレベルの重さだと、おとなしくSLR-ZOOMに手を出すのが賢明です。

ちなみに、ゴリラポッドは置く以外にも巻き付けるという用途がありますが、木の枝のようなゴツゴツしたものであれば安定させられるでしょう。手すりみたいなツルツルしたものでは、一眼の重さに耐えきれず、ひっくり返ると思うので、無理は禁物です。

ハイブリッドはSLR-ZOOMに比べて、値段が格段に安く、何より重量も全然違うので、持ち運びのしやすさはかなり違います。最初に述べたように、雲台が自由に動くことの利点が極めて高いので、コンデジ目的であっても、下手に小サイズを買うよりこちらをおすすめします。ミラーレス一眼ではもちろん、軽めの一眼レフでも十分使えるので、ひとつ持っていれば重宝すること間違いなしです。

最後にこのゴリラポッド・ハイブリッドとD7100とNikon 18-105mmの組み合わせで撮影した、スイスの夜景を。ベンチにのせて、少し下に向けて広角端で撮影しました。

露光25秒。ヴェンゲンよりラウタターブルンネンを望む。

露光25秒。ヴェンゲンよりラウタターブルンネンを望む。


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