続・Larry Carlton「Room 335」のコード進行を科学する

By | 2013年4月2日

前回の記事
「Room 335のコード進行を科学する」
で載せたソロの解説。僕自身のスタイルから、原曲のフュージョンっぽさはかなり感じられないですが、まあいいじゃないかということで。

 


一時期出まくったカラオケ付きのギター楽譜ですが、ほとんどが廃版になっている模様。Room 335が楽譜と共に載ってるのはこれだけでした。完コピするも良し、アドリブするも良し。

 

前回記事では、コードと使えるスケールとかを記述していますが、基本的にはそれに準じた形で弾いている感じです。ちなみに、4月頃の最初のヴァージョンは後で聴いてみると気にくわなかったので、弾き直して第2弾ということになっています。

 

<導入>
Dmaj7 – D#dim – D/E 〜〜
サビ前の転調して上に向かうところ。このソロでは出だしに当たりますが、前回の記事の通り、スケールをずらしているだけです。ていうか、それ以外のアプローチはなかなか取りにくいというか。

<サビその1>
Dmaj7 – F#7 〜〜
前の部分からの繋がりで、メロディライクな入り方をしてます。Dメジャースケールを上がってのち、F#ハーモニックマイナー5thビロウ。つまりBハーモニックマイナースケールが登場しますが、弾いてる本人はF#のコードトーンを思い浮かべています。特にM3rdのBbの音は重要。

Am7 – D7
ここでは、思いっきりGに向かうジャズ的ツーファイブのフレーズ。僕の好きなパット・マルティーノのやってるフレーズを拝借してるので、ジャズっぽいのは当たり前。

G#dim
無視していいです、といっておきながら、思いっきりC#7と見立ててオルタードのフレーズを弾いてます。手前の部分からここに掛けてがかなりジャズっぽいアプローチを踏んでいるので、それっぽく聞こえる場所かも。その後のF#m7 – B7は適当にメロディで埋めてます。

Emaj7 – F#m7 – Gm7
コードトーンに準じたフレーズを、半音ずつ上げてずらして弾いて行ってます。リピート後に14フレット付近のポジションを使うために、最後は音域が跳躍しますが、基本的にはコードトーン。

<サビその2(リピート後)>
Dmaj7 – F#7 〜〜
頭の中では完全にBハーモニックマイナー。F#7に移るまでは普通のマイナー。ここは弾きやすいし気持ちいいとこです。

Am7 – D7
本編最大のスウィープ。Gmaj7までを含めて、Key in Gとして、Aドリアンでむりやり弾いてます。この中で一番ロック的アプローチですね。スウィープの詳しいところは、こちらをどうぞ。

LECTURE : ソロに4和音アルペジオを使う・実践編

相変わらずあんまりスマートじゃないですが、まあ、いいじゃないか。

G#dim 〜〜
ここからは完全にメロディラインを歌わせる方向で行ってるので、ソロという感じではなくなります。

 

それにしても、何回弾いてもあの原曲のソロは超えられるような気がしません。本人でさえ、ライブであの原曲以上のものを弾いてるのを僕は知りませんし、あれは奇跡のテイクと言っていいと思います。

 





 

[2013.10.20 音源の差し替え&書き直し]


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です