僕は常日頃から手帳を持ち歩いている人です。クラウドもすっかり普及してきた現代においてもそこは変わらないわけですが、別にデジタルに弱いわけではなく、ものを書くというのが存外に好きなので、使い慣れたアナログなスケジュール管理が性に合っているというのがその理由。
この本革でありながら、スリムで安いダヴィンチのA5を愛用しているのですが、同時にいつも五線紙を持ち歩いています。

これは出先でアイデアをメモるためのもので、鞄にいつも入っているものです。メロディの断片をすぐに書けるようにしようという意図ですが、これがどうも少し鞄を変えたりすると、よくノートごと忘れる。忘れたときに限っていいアイデアがひらめいたりするので、このたび手帳に一本化しました。
とは言っても、システム手帳の白紙を買ってきて、それにプリンタで五線を印字しただけです。
手帳の中に五線があれば、持ち物がひとつ減らせます。それにペンを別個に用意する必要もない。システム手帳というのは、普通はビジネスマン相手の商売になるので、ルーズリーフの様に五線紙など必要とされるわけがないのです。無いならば作るしかない、といったところですが、もし同じようなことを考える奇特な方がいらっしゃるならば、以下に作り方と、僕が作成したPDFのデータを置いておきます。
1.白紙無地のリフィルを用意する
アシュフォードの以下のものがおすすめ。ダヴィンチのものは紙が薄すぎて、印字が後ろに透けます。
2.PDFファイルをダウンロード
こちらに置いてます。
3.印刷
僕は曲がるのが嫌なのでプリンタの背面トレイを利用。リングを通す穴を右にして設置してください。ファイルは上下関係ないデザインなので、両面同じように印刷すればOKです。
というわけで、いかがだったでしょうか。もしシステム手帳をお使いのミュージシャン(この時点でだいぶ少ないと思われるが)の方で、同じ考えをお持ちの方がいたら、参考にしてみて下さい。