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超難曲!Steve Vai「Juice」を攻略しよう

スティーブ・ヴァイの曲はどれもこれも一般人にはコピーしにくいものばかりですが、今回は超高速シャッフルナンバーの「Juice」をチョイス。全体のノリを出すだけでも大変ですが、中間部には鬼のタッピング有りと、盛りだくさんな一曲です。

量が多いので、全編は動画と付属の譜面を参考にしてもらって、ここでは特に気を付けるべき点などを抜粋しています。

 

動画

まじで今までで一番苦労しました。1日目に歯が立たず、2日目に気分を変えて今一度。録画に2日かかったのは今まででこれだけです。

譜面は動画を見てると下側に流れますが、完全版pdfを以下に掲載します。参考にどうぞ。

Steve Vai – Juice(全編スコアpdf)

 

イントロ


Gのパワーコードから全開で飛ばすイントロ。1段目の右端では5fと3fの交互のピッキングハーモニクスが登場。一聴すると、別の音階を弾いているような雰囲気さえするほど綺麗にハーモニクスが鳴っていますが、これは弾きながら、ピッキングハーモニクスを出す位置を少しずつ左側にずらしていくことで近い感じが出せます。

動画でも良く右手を見てもらえれば、少しずつネック側に移動しているのが分かります。

 

1番A

イントロ後最初のメロディ。この曲の顔。


この曲の顔となるリフっぽいメロディがはじまります。何回も同じものを弾かないといけませんが、ピッキングは記したように規則正しくオルタネイトにしておくことを推奨。ただし、人によっては赤カッコで記したような逆パターンがラクに感じられることも。5f-3fのベースランニングが常に間に挟まってくるため、それと弾き合わせたときにリズムの取りやすい方を選べば良いと思います。

この部分は後半になるほどハーモニクスやアームが混ざってきて派手になっていきますが、最初の部分でしっかりとしたリズムが作れていれば、そうそう崩れることはありません。

 

1番、2番Bメロ

サビっぽい箇所。1番のB。

サビと思しき部分。G-D-Aのコードの前でメロディが飛び跳ねるように進みます。2小節目の17f-14fのプリングは気持ち速めに指を離すとスピーディに聞こえます。3小節目の始め、12fの連結は若干だけミュートが掛かっているようです。

この譜面は1番のものですが、2番との差は中段真ん中にある下がっていく音列が少し違うのみ。1番ではこの譜面のように3弦開放のGの音が鳴りっぱなしになりつつ、単音のフレーズで下がっていき、2番ではここがオクターブ奏法のような弾き方で下がっていきますが、G音が鳴りっぱなしになっているのは共通。

ここは全体を通すとかなり簡単な場所です。曲中に同じメロディの所が3回出てきますが、いずれも他の部分よりは簡単に弾くことができます。

 

2番A


2番のAメロ。1番に比べてオクターブ高くなったり、多彩さが増しています。4〜5小節目の3f-4fのピッキングハーモニクスとチョーキングはうまくやっても原曲のようになりません。ライブでもこの辺りで弾いているので、全く違うわけではないと思いますが、かなりうまく鳴らさないとあのように聞こえない模様。反面、最後の小節の17fのハーモニクスはかなり原曲に近い雰囲気が出ます。


ここからオクターブ高くなります。アイバニーズのギターなら簡単に弾けそうですが、普通のストラトなどでは指が引っかかって、特に19f-21fのスライドは難渋するでしょう。僕のも普通のストラトよりはマシですが、やはり苦労しました。

3小節目の7fへのハイフレットからのスライドは、かなり高いところからスタートしており、1オクターブ近く落ちています。下段の5fからプリング混じりで上がっていく部分は実はアームを掛けながらやっています。僕も動画では余裕がなくてやってないですが、出来そうならやってみてください。ラストのハーモニクスは3fちょうど上ではなく、やや左にずれたところで鳴らします。

 

ソロ

前半


ソロ部分の冒頭。青四角のところはピッキングではなく、一瞬アームを動かしています。下段の赤四角のところは右手は一回しかピッキングしませんが、チョーキングだけでしっかりと二拍三連を作っているので、原曲を聴きつつリズムをしっかり取るように練習するといいでしょう。直後におんなじフレーズがもう一回出てきます。


こちらがそのフレーズ。2小節目は強烈なピッキングハーモニクスが掛かります。ミックス時にディレイもここだけやや深めにしているようで、印象的なサウンドになっています。

中盤(タッピング部分・その1)


ソロ中盤はやはりこのタッピング。これに入る前のフレーズ(譜面1段目)も妙な跳躍があって弾きにくいですね。


タッピング部分はこのような運指になっているわけですが(青が左手、赤が右手)、右手はともかく、左手が1弦あたりで少し移動しているので、慣れるまでは弾きにくいです。

左手の指使い


ちなみに左手の指使いがこちら↑。弦が飛んでいくので、中指と薬指をベースとした動きがベターです。左手は最初5f付近で動いているのが、最後で急に15fまで上がってくるので、練習としてはここを集中するのと、あとはこの妙な動きを保ちつつ3連を維持するところでしょう。特に後者はメトロノーム利用を推奨したいところ。


超絶タッピングの前のフレーズ。赤枠の所が右手のピッキングが非常にきつく、僕は綺麗に3連では弾けないので、実は中指のチキンピッキングを使ってます。

中盤(タッピング部分・その2)

超絶タッピング・その1


ここが曲中の最難関。黄色線で区切られたパッセージごとに丁寧に練習して繋げるという他ないです。1番きついのは左手タップだけで音を出さねばならないところで、よほど強力な左手を持っていない限り、あんなにきれいに鳴りません。フレーズ自体は覚えにくくはないんですが、特殊な弾き方ゆえにスピードを上げにくく、ノイズ処理が大変という非常にめんどくさい箇所。ピッキングしない以上、ノイズはある程度出ると思うので、目を瞑りましょう。

超絶タッピング・その2


上の続き。上のと違いフレーズが非常に覚えにくく、速さもめちゃくちゃなので、ゆっくりフレーズを把握して、曲に合わせて弾きつつ強引に収めていくというやり方になります。リズムがかっちりしてない分、「2小節でこれだけのフレーズを押し込む」という手法での練習が必要で、イングヴェイのソロとかの練習方法に近いです。ただ、3小節目は唯一リズムがしっかり見えます。1,2小節目からの流れでめちゃくちゃに聞こえますが、よく聴くと3連と4分で取りやすいリズムになってるので、ここをしっかりリズム通り練習して、1,2小節目をここに繋げていくのが、僕のやったやり方です。

後半

長かったソロもこれで終わり!


ソロ最後の下降フレーズ。肝は2小節目あたまに一瞬入る7f-9fのトリル。数にして3回ぐらいですが、これのせいで難易度がそれなりに上がってます。力を抜いて弾くのがポイントですが、そんなことは言うまでもないでしょう。難しく感じたら1,2小節目を分けて練習するのもあり。最後の1、2弦の開放はアップピッキングで弾きます。

3番A


ここまできたら終わりはもうすぐです。この箇所は2,3小節目の3fのチョーキングとピッキングハーモニクス、4、5小節目のアームを使っての効果音など、ちょっと原曲を聴いてもよく分からない部分が多いところです。特に4小節目のアームダウンは3弦開放G音とともにハーモニクス音のようなものが鳴っていますが、鳴らし方は謎のままでした。一瞬弦に触れているんじゃないかとも思うんですが、実音と同時に鳴っているのがわからんところで、ヴァイの曲にはたびたび登場するサウンドだけに、彼のコピーをしっかり仕上げたいなら鳴らし方を会得しておきたいですね…。

下段ではコードをリズムに合わせて決めていき、ハイポジションにあがっていきます。下段2小節目2拍目からコードは「G-D A-G G-D A-G D-A A-G」と推移。G-D A-Gの繰り返しですが、うまくボイシングを工夫して上へ上へ上がって行ってます。すべて覚えると、メジャーコードのフォームには強くなれそうです。


上の続き。オクターブ上で弾くのは2番Aと同じ。途中一瞬スウィープが入ったり、気が抜けません。このスウィープ(3小節目)はコード的にはEmあるいはG6。G6といった方が響き的に近いです。下段はアームも使いながら最後のわちゃわちゃを演出。ここは適当でいいでしょう。ここからサビに入る直前のサウンドっぽい部分はピックスクラッチです。

 

エンディング

ようやく終わり


ラストサビを終えるとようやくの終了。ここまで来たら気を付けるのは2小節目のスウィープのみ。17f-17f-16f p 14fという動きはコードと言うよりペンタトニックを思わせます。この動きは実はフランク・ギャンバレの得意技。まさかヴァイがそれを意識しているわけはないですが、難易度はさほどでもないので、ここまで来れた人なら余裕でしょう。

 

まとめ

ヴァイの曲でもわりと人気があるようで、YouTubeで検索すると「juice lesson」みたいな感じで結構ヒットします。難易度はおいといて、7弦とかではないし、効果音系のサウンドも少ないしで、純粋にコピーしやすいのが理由でしょう。タッピングのところは弾いている人は多いですが、ちゃんと弾けてると思われる人はほぼいませんね。

さて、こういう難しい曲にトライするときは、まず全体を先に通してみることが大事。中間のタッピングが難しいので、普通に進めるとそこで確実にストップしますが、いったん全部をなんとなくでも弾けるようにしてから、難しいところを後でつぶすというやり方がおすすめです。


The Beatles「Penny Lane(ペニー・レイン)」トランペットソロをギターで弾いてみる

先日、ビートルズのペニー・レインをギターシンセで弾いた動画をアップしましたが、動画内でやっているように、今日はこれのソロをギターで弾いてみようというもの。原曲はピッコロトランペットで、かなり高い音域で素早いパッセージを連発するテクニカルなもの。ギターでも瞬発力が要求されます。

 

導入部

歌と「カカカカカカカーン」というベルの音の後ろに隠れて3連が鳴っています。実際にはトランペットというよりも、その他ブラスセクションがやってるっぽい音ですが、まぁソロと同じ扱いでいいでしょう。

スケールをちょっとずつ上がっているのですが、上がり方が奇妙です。

 

ソロ前半


ソロの冒頭は目立つ3連の連発フレーズ。ピッキングするとさらっとした感覚が失われるし、第一難しいので、ハンマリング推奨。ここでのリズミカルさが出ないとこのソロは死んでしまいますので、しっかりと素早くやりましょう。

半拍3連から通常の3連に移ったあと、二段目の頭に入っている装飾音符の部分も結構大事。これもしっかりハンマリングで入れてやります。

3小節目の中間からは、また半拍3連の素早いフレーズと共にスケールのかけ上がりが登場します。ここでは単なるBメジャースケールですが、4小節目の着地点は2弦10f。ラ♮のこれはBの短7度に位置する音です。この4小節目の時点でBマイナーに転調しているため、Bメジャーでは使えないこの一音を使うことで、しっかり転調の場面転換、雰囲気作りを成しています。

 

ソロ後半(Bm7〜)


そんなラの音から始まり、Dのコードトーンを行って帰ってきます。DのコードトーンはBm7のコードトーンと共通しているため、Bm7をそのままフレーズとして吹いている感覚でしょう。10f-10fが連続する3拍目はしっかりと音を消さないと重なってかっこよくなりません。もし、ギターシンセを使う場合は、いつも以上に繊細に弾かないと、妙な音を拾ってさらに変な演奏になります。

2小節目はレの音しか弾いていないですね。原曲ではリズミカルに吹き鳴らすことで、ファンファーレのような効果さえ生んでいます。ギターではなかなか説得力を持たせにくいフレーズで、吹く楽器がうらやましくなってきます。レの音はバックのコードG#m7-5の♭5thに該当しますね。

4小節目のフレーズはコーラスとの掛け合いような登場の仕方をしますが、実は歌のメロディをなぞっています。曲冒頭でフルート(ピッコロ)が同じようなことをやっていますが、それと対比させたような登場です。

ラストはEのコードトーン。鍵盤なら楽勝でしょうが、ギターでは異弦同フレットの嵐で、弾きにくいことこの上ない。ミュートをしっかりやって、音が重ならないよう注意します。

 

エンディング

転調してBメジャーに戻ってのラストサビ。後ろで吹き鳴らされるトランペットのフィルが存在感抜群。

グレーになっているところはピッコロの音色でメロディラインとユニゾンしている部分。色の濃いところがトランペットのフレーズですが、かなりテクニカルです。特に2段目は難しい。音の分離を考え、弦飛び(1弦→3弦)としています。速弾きなどに慣れていないとそう簡単には弾けませんが、曲の重要な部分を担っているため、やっておきたいところではありますね。

一番最後の妙な音は何か分からないのですが(何かの逆再生?)、譜面のように2弦5fのハーモニクスを出してボリュームペダルで操作するとそっくりになります。一度お試しあれ。

 

まとめ

というわけで、ざっと見てみましたが、前のビリー・ジョエル「素顔のままで」とはまた違った意味で完成度の高さを感じさせますね。この曲の、親しみやすくポップなイメージの中に垣間見えるノーブルさや上品さは、このトランペットであったり、前半の名脇役を張るフルート(ピッコロ)の演出によるものでしょう。

この曲は純日本人である僕にも、リヴァプールの雰囲気をなんとなく思い起こさせてくれます。ヨーロッパ好きでありながらリヴァプールには行ったことがないのですが、これを聴く度に行きたいなあと思います。同じように感じる方は少なくないでしょう。


Janis Joplin「Move Over」のギターソロ弾き方を解析

最近はディープ・パープルやビリー・ジョエルなど、昔のロックばかりやっていますが、今回は史上最高の女性ロックシンガー、ジャニス・ジョプリンの名曲「Move Over(ジャニスの祈り)」からです。

ブルースを基調にしたこの頃のロックにしてはしっかり作られたソロになっており、構築度合いとソロの完成度ではトップクラス。弾いてて楽しいソロという奴でしょう。ギタリストはジョン・ティル(John Till)。

導入部・ソロの前段階


ピアノのフレーズが印象的なソロに入る2小節前。ギターは全部開放弦でこんなフレーズを弾いてます。コードはDmなんですが、なぜか5弦開放のAを強烈にプッシュしてる謎フレーズ。半拍食ってソロが入ります。

ソロ出だしのフレーズ


出だしは歌のメロディをそのままなぞるように弾いてますが、第一のポイントとして1〜2小節目のxxが連続するところがあります。左手は弦を押さえずにミュートしつつ、右手で弦をなでるようにチョッピングして出しているようですが、アップピッキングで一気に弾き通しつつ、リズムははっきりと出すのがポイント。

このリズムを出すってのが難しいわけなんですが、動画も参考にして、タイミングを操れるように練習してください。この弾き方はそのままはあまり使いませんが、右手でリズムをしっかり出す練習としては良い練習になるはず。

次のポイントは5fが連続する後半。赤字で書いてますが、薬指と人差し指を使い分けることで、同じ5fの連続でありながらスライドダウンが混じったような音列に聞こえさせています。なぜこんなことをしているのか謎ですね。おかげでえらい難しくなってしまってます。

全指を使うプリング


この譜例の頭にあたる10fから7fまでは小指から人差し指までを全部使ってプリングします。ここでの難しさはやはりリズム。速くなりすぎたり、指ごとにスピードがばらついたりなどよくあるミスです。しっかりリズムにいれてこそかっこいいのですが、小指なんかはうまく動かなかったりしますね。右手で一切ピッキングせずに、プリングだけで音を出し続ける練習などやると効果的です。退屈ですが。

ハイライト〜ペンタトニック駆け下がり


ソロの一番目立つ部分がここ。1小節目の助走を付けて、2小節目からはバックのコードもE7#9となり、オルガンが喚き散らし出す絶妙のタイミングでペンタトニックの畳みかけるようなフレーズが登場。まさに完璧。

難しいのは実はその助走に当たる1小節目。赤字で書いていますが、小指を使わずに薬指と中指を駆使して弾き続けるようにします。後半の二拍は15fの連続ピッキングなどが右手的にも結構難しく、きれいに音を出しにくいところ。まあ、原曲もそんなにきれいには出ていないわけなんですが。

2小節目からは練習フレーズのようなマイナーペンタトニックの駆け下がり、4音ひとかたまりで1音ずつずらしながら下がっていきます。ペンタトニックをちゃんと把握してない人はしっかり覚えてからトライしましょう。逆にツェッペリンの曲などでこの手のフレーズに慣れていればたやすく弾けるはずです。

ラストの締め



12fのペンタトニックの位置でチョーキングを交えながらソロの締めにさしかかります。2〜3小節目は意外にも難しく、14fのチョーキングに挟まれた高いところの音がきれいに出しにくいです。特に1弦12f-2弦15fの流れは押さえにくい。

ここが終われば後は緩やかに終了に向かいます。集中力を切らさずに最後のコードまでたどり着きましょう。

まとめ

日頃ばかみたいに難しい曲ばかりやってるので、簡単だろうと思って臨んだんですが、思った以上に難しく、意外にも苦戦してしまいました。あまり歪んでない音なのに粒は揃っているし、この時期のギタリストって、後のハードロックみたいに派手ではないながらも、しれっとうまい人が多いですね。

1970年、ジャニスが急死した年。ビートルズ、S&Gは解散し、ツェッペリンはフォーキーな3rdアルバムをリリース、プログレッシブ・ロックがシーンを席巻しようとしていた時代。もし行けるなら一番行ってみたい時代です。


IK Multimedia「Amplitube 4」使用感、音作りレビュー

発売以後、すでにある程度経過していますが、Amplitube 4のレビューをしてみます。網羅的なものは既に出尽くしているので、実際にレコーディングしてみての実践的感想や使用感がメインです。

実際に作ってみた

複数の音色をぶち込んで動画を作成していますので、まずはこちらをどうぞ。

弾いている曲はオリジナル。クランチからディストーションまで4種のサウンドを放り込んで作りました。

ストンプ、アンプモデルはそれなり

アンプは9モデルと少なめですが、歴史に残る代表的なアンプモデルはそれなりに網羅。3からのアップデートの中ではあまり変化なしです。公式サイトを見るとマーシャル系が数種増えているようです。
http://www.ikmultimedia.com/products/amplitube4/index.php?pp=at4cs-gear

有料のにはソルダーノやらオレンジやらフェンダーのツイードやらが揃ってますが、増やしたかったら後で買ってくれということでしょう。とはいえ、付属のものでも十分な音作りはできます。

ストンプボックスではアコシミュが増えているのがポイント。しょせんはシミュレーターの域を出ない音ですが、バンドの中に軽くそれらしい音を混ぜるという程度の使い方ならこれでも十分いけそうです。

ちなみに、僕が作った動画では、冒頭のオーバードライブトーンでBrit Tube Lead1 (JCM800)とOverscream(Tube Screamer)を採用。

ストンプ

アンプ

キャビネット、スピーカーの柔軟性

3からの劇的なブラッシュアップ部分としてキャビネットとスピーカーの柔軟性があります。たとえば冒頭のオーバードライブトーンではこんな感じ。

キャビネット

スピーカー

アンプ部はマーシャル系のアンプにスクリーマーを掛けるという至って普通のセッティングですが、キャビネットとスピーカーは別のものに変えています。マーシャルの4発キャビにセレッションの8インチスピーカーというあり得ない組み合わせですが、一番狙った音に近かったのがこれでした。

ここいらはマイキングも含めて、キャビネットルームという別項目でしっかりいじれるようになったのは嬉しいところですね。いじくって楽しい部分でもあります。

ラック・エフェクトの使い勝手

ラックエフェクトの使い勝手は従来通り良いです。種類こそ3の時からは全く増えておらず、空間系が一種ずつと、コンプ、グラフィックEQ、パラメトリックEQですが、個々の出来が非常に高いので、ここはブラッシュアップの必要なしでしょう。ツマミをちょっといじるだけで劇的に音が変わってしまう、効きの強さも相変わらずです。

ちなみに、僕も動画で弾いてるギターソロの音はラックセクションでまあまあいじってます。

グラフィックEQで2〜4khzあたりを上げてヌケを良くし、400hzあたりを上げてややコシを出し、コンプを掛けてスムーズさを増すという感じ。レコーディングの時にはオーディオ的に音を整える必要があることが多いんですが、それをここである程度やっている感覚です。あとは、全体的にややこもり気味になりがちなモデリングの弱点を補うという意味合いも。

 

付属のレコーダーは簡易DTMに

付属のレコーダーでは結構な多重録音ができます。今回は動画を撮るにおいて、これだけで曲を作ってみました。ドラムとベースは別アプリですが。

今回の楽曲が仕上がった時の画面。一番下はドラムとベース。

ベースもAmplitubeでいけるので、実際にはドラムトラックさえあれば簡易DTMになり得ます。ただ、全体的なマスターエフェクトなどの機能はないので、あくまで簡易。せっかく高品位なリバーブやコンプがあるんだから、全体に掛けられるようにしておけばいいのに、結局はバックトラックを読み込んで練習に使うという程度の使い方に終始しそうです。

3では曲のリストを詰め込んでおけたので、いくつもの曲のバックトラックを登録しておけば練習に最適だったんですが、4になってその機能はなくなった模様で、これは残念ポイント。

 

ルーパーは面白い

ルーパーも軽く使ってみましたが、結構面白いです。

こちらも練習には最適ですし、リフ繰り返しのミニマル系の楽曲などを作る際にも結構使えるんじゃないかと思います。問題はフットスイッチですかね。MIDI信号をやり取りできるUSB接続かBluetoothのフットスイッチがないとまともに使えません。開放弦だけのリフなら、右手で弾きながら左手でキーボードを……ってそれはさすがにむりか…。

公式のIK MultimediaがBlueboardを出しています。これは評価がそこそこ高いので、ルーパーのみならず、足下で音色を変えたい際には採用もありかもしれません。

しかし、せっかくのPC上バーチャルルーパーなのに、音色が1種類しか使えないのはマイナス。各ループの音色を自動で変えるとか、そんな機能があっても良かったですね。

 

まとめ

パッケージ版は全有料モデルを含むAmplitube MAXしかありません。4を単体で買う場合はオンラインで直に手に入れる方法です。

<IK Multimedia>
IK Multimedia “Amplitube 4”

<beatcloud>
日本語ではこちら。たまに半額とかもの凄いセールをやってる時があるのでそれを狙っても。
https://beatcloud.jp

公式サイトには「マニュアルがなくても直感的に使える」とありますが、確かにその通り。しかし、それは他のアプリでも同じです(Guitar Rigなどは怪しいですが…)。とはいえ、Amplitubeのインターフェースは「ギタリストが触って楽しい」と思えるように出来てます。これについては僕の周りのギタリストもわりと同じ意見を持っており、難しすぎず簡略化しすぎずで良く練り込まれたインターフェースやグラフィックだと思います。

付属のレコーダーも優秀なので、スタンドアローンで立ち上げると、練習に最適な環境が一発で手に入ります。この辺はこのアプリの持つ最大の強みじゃないでしょうか。


Billy Joel「Just The Way You Are(素顔のままで)」のコード進行を科学する

先日サックスのソロをギターで弾く記事をアップしたビリー・ジョエル「素顔のままで」ですが、今回はコード進行の解析をしてみます。

セカンダリードミナントとサブドミナントマイナーコードが多用されたカラフルな進行はまさに王道ポップスコード進行と呼ぶべきもの。さてさっそく行ってみましょう。

イントロ

Dの低音をそのままにして、上にD→Gm→Gと乗せていく進行。最初はエレピだけの静かなイントロですが、良い感じの進行となっています。

 

Aメロ


さて、ここからが本番です。青字の度数は曲のキーDをIと見立てたもの。下の赤字は解析の際の捉え方の部分です。

まず一段目の右端にD7が登場。Dを基準とした度数表記ではI7となりますが、次のGをIと見立てるとV7の扱いとなっています。このように特定のコードに向かうために前にV7となるコードを挿入することはアレンジ上よくあることで、このような使い方のセブンスコードをセカンダリー・ドミナントといいます。セカンダリードミナントはこのようにIVに向かう前のI7が一番多く見られ、昨今のJ-POPなんかでも当たり前のように使われます。

ちなみに2段目の最後にあるAm7-D7-Gも同じ扱いの進行ですが、こちらはD7の前にAm7を入れることで、IIm7-V7-Iとツーファイブの進行が挿入されている感覚です。

2段目の2小節目はIVmが登場。これはサブドミナントマイナーと呼ばれるもので、おもにIVmを指します。柔らかい響きが特徴で、ポップスでは王道的に使われます。この曲はイントロからしてGmが出てきますし、サブドミナントマイナーが多い曲の一例ですね。3段目のようにm6という形を取ることも多いです。

IIm7/V、IV/Vのはたらき

最後の段のBm7/Eですが、下の赤字にはIIm7/Vとあります。AをIと見たときの度数表記ですが、このような“IIm7/V”はV7と同じ役割を果たします。次のEm7/Aも同じ扱いですね。つまりここは単純に書くとE7→A7に過ぎないわけですが、ちょっとお洒落な雰囲気を入れるためにこのような進行になっています。

V7の代わりとしてお洒落に使えるコードはIIm7/V以外にも、IV/VやIVmaj7/Vなんかもありますね。全部構成音もよく似ていて、普通のセブンスとは違う洗練された響きが得られます。

 

Bメロ


一段目の進行は王道すぎて今や飽きられているパターン。自作曲で初めてポップスを作ろうという人はまっさきにこの進行を使うと良いです。どこにでもある曲がすぐ仕上がります。

この部分は3段目から転調しています。DからFですが、FメジャーはDマイナーと一緒なので、DからDマイナーとも言えるわけで、このような「同主調」どうしの転調は山ほどあります。ビートルズの「While my guitar〜」のように、サビだけメジャーで普通のところはマイナーというものが多いですね。この曲は違いますが。

ちなみに、互いのV7に当たるA7を軸としてDやDmに行ったり来たりして転調をこなすものが多いですが、この曲ではBbmaj7から鮮やかに入れ替わっていて、結構強烈な場面転換が行われてます。
最後、2小節Em7/Aを続けてDに戻りますが、上の「IIm7/V、IV/Vのはたらき」項で書いている通りEm7/AはA7と同じ役割なので、やっぱり戻るときはA7を軸にDメジャーに戻っている感じです。

同じ転調はエンディングにも登場しますね。1音半も上に上がっていることになるので、かなりしっかりしたサウンドになります。

 

まとめ


まったく嫌味のない、ストレートなポップスの進行。カーペンターズなどを聞いていると、コード進行自体が非常に凝っているものが少なくないのですが、ビリー・ジョエルの曲は、このような普通のコード進行に、優れたメロディやアレンジを与えることで美しい曲を仕上げているというケースがよくあります。

歌い手のみならず演奏家にも同じぐらい愛されているのはそういう理由もあるのかもしれません。


Billy Joel「Just The Way You Are(素顔のままで)」サックスソロをギターで弾いてみる

ビリー・ジョエルの曲の中でも一、二を争う人気曲「Just The Way You Are」。「素顔のままで」という邦題を付けられたこの曲はお洒落でカッコいいサックスが全面的にフィーチュアされています。情感たっぷりに歌いあげられた16小節のソロは、ベストオブサックスソロに挙げる人も多いんではないでしょうか。

今回のギターで弾いてみるシリーズはこのソロを扱います。下は僕が弾いた動画。スロー再生で譜面まで付いてる親切仕様。この記事いらんやん…というツッコミはなしで。

 

冒頭部

ソロ本編に入る前の冒頭部分

エレピのイントロフレーズに乗っかってくるサックス。基本的にはDのコードトーンで、4小節目はDからGへのコードトーンへ移行して上昇しています。ギターで弾くと1弦上に1音ずつ並ぶのでかなり難しいですが、僕は3弦に移る際に中指に変えることで対処しています。

 

ソロ前半

上段は何てことのないフレーズですが、サックスならではの歌うような緩急や強弱をあるていど再現したいところです。ギターではなかなか追いつけないのが正直なところですが…。

下段はG→Gm→Dのコードに合わせたコードトーンのフレーズ。G、Gmの部分は最後の一音で3度を入れて違いを演出しています。この3度の音はかなり弱く吹かれており、耳を凝らして聴かないと聞こえないぐらいですが、それがまた良いですね。ここはリズム的にもうまくポリリズミックに演出されており、ソロ中でも印象的です。下段最後の4弦から1弦への跳躍はギターでは絶対思いつきませんね。

 

ソロ後半

こちらも上段はコードトーン。1度からのスタートでわかりやすい運指です。上段から下段に掛けての2拍3連はソロを締めるための重要なパーツ。

下段冒頭のチョーキングはややスローにやると原曲っぽくなります。最後にかけてはスライドを多用することで、サックスのなめらかなレガートを再現しようと試みています。

 

まとめ

サックスのソロなので、ギターには考えつきにくそうな音の跳躍があったり、難しい運指があったりと、採譜やポジションを考えるのも色々と面白い作業でした。出来るだけうまくレガートを使うことで、それらしい雰囲気を目指しています。

ところでこれ、出来があまりに良すぎますし、多分書きソロでしょうね。アドリブでこれをやってたら凄すぎますが…。

個人的に、ライブなどでもしっかりソロを書いて望みたいというか、作り上げたものを情感込めて弾く方が性に合っているんじゃないかと感じている今日この頃です。どうせ作るならこれぐらいの完成度のものを作ってみたいですが、ものすごいセンスと発想力が要りそうですね。


Deep Purple「Smoke On The Water(ライブ版)」のギターソロを解析する

今回はギタリストなら誰もが通る往年の名曲、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」ライブ版のソロを解析。原曲ではなくライブ版というのが肝なわけですが、ロック史上でも屈指の名盤と言われる「Live in Japan(Made in Japan)」のギターソロであります。

こちらは僕が実際に弾いて解説したもの。

このライブバージョンは凄まじいエネルギーがほとばしっており、くぐもった音質でのっぺりどっしりした原曲とはうって変わって、躍動感と地鳴りのようなリズムが凄い迫力を持っています。ギターソロも原曲の落ち着いた速弾きではなく、勢いのあるものになっていますね。

 

前半部

原曲に近い落ち着いた入り方をしますが、冒頭の二箇所のヴィブラート(緑色の丸)はアームで掛けているようです。

リッチーお得意のラン奏法について

3小節目に速攻で登場する12fからつながる4連フレーズや、2,3段目、赤い枠の付いた場所は、Burnなどにも見られるリッチーの手癖です。単調なフレーズの繰り返しですが、何せリズム内で強引に詰め込んでいるため、うまく入れ込むのに少々慣れが要ります。

僕のやり方では最初に出てくるのは6回、次が3回、次が4回という風に覚えて、うまく詰め込むようにイメージしています。赤い枠の部分のイメージですね。

 

中間部


とりあえずチョーキングが多いので腕と指が疲れますが、原曲と違ってわりときっちり一音上げているので、しっかりピッチを合わせた方がいいでしょう。

一段目右端の10fはアームで思いっきりヴィブラートを掛けています。まぁ、このライブでのハイウェイ・スターなどに比べると可愛いもんですが。

下段からは聴き取りやすくキャッチーな音列が登場します。この辺の展開は素晴らしく、この部分が全体を際立たせる役割を果たしてます。ここはなんだかピッチがおかしいのですが、手前のアームでチューニングがやや狂っているんでしょう。しかし、それさえもギリギリの軋んだ感じに繋がってカッコいい。ロックギターの醍醐味がここにあります。

 

後半部


上段右端の12fのチョーキングを戻すタイミングでピックアップをリアに切り替えます(青色の矢印)。はっきりとわかる切り替え方をしていますが、この切り替えるタイミングは原曲と同じです。この後の展開も原曲に近いので、この辺からはある程度作り込んだものをベースにしていると考えられますね。

13fのポルタメントチョークダウンもお約束。これは動画を撮ったときには少々早く戻しすぎて最後足りなくなってます。原曲のピッキング速度はちょっとずつ遅くなりますが、このバージョンは速くなったりしながら最終的に遅くなるという感じです。


そして最後の部分にもアームダウンが登場。緑の枠内の部分でダウンして、最後の3音の時点で戻っているようです。

 

まとめ

このライブ版のギターソロは暴れ倒していて再現できないものも多いですが、わりとこれはきっちり出来る方です。原曲よりもカッコいいのでこちらをやりたくなる人は多いでしょう。

ちなみにこのSmoke On The Waterのテイクは大阪公演から取られており、Live in Tokyoが腐るほどある中、Osakaがあまりないのを寂しく感じる地元人間としても嬉しいテイクとなっています。Steve LukatherとLarry Carltonのライブ盤は全編通してLive in Osakaですが、これはかなり稀な例。もっと増えて欲しいですね〜。


デジカメのセンサーサイズを実写で比較する

デジタルカメラはセンサーサイズによって色彩の階調やボケ具合が違ってきます。レンズと並んで画質を決める最大の要素になる部分です。一昔前までは画素数が画質の指標のように扱われていましたが、実際にはあまり関係ない要素です。最近は高画素が当たり前になってきて、画素数にこだわる人も減ってきましたね。

 

センサーサイズとは

カメラのレンズから通ってきた光はセンサー部に収束し、像を結びます。その部分のサイズが広ければ広いほど、一コマ辺り多くの情報を取り込むことが出来るので、高画質につながります。

例えば、一般的なスマホなどに搭載されている1/2.3型とハイエンド一眼に搭載されるフルサイズでは面積にして約30倍の差があるので、取り込める情報量に圧倒的な差があります。

センサーサイズの差

センサーサイズによって何が変わる?

これらはサイズが大きいほど大きくなります。

・色彩の階調の豊かさ
・ノイズの少なさ
・高感度性能
・ボケの量

上三つは明らかに高い方がいいですが、ボケについてだけはボケすぎて困ることもたびたびあり、有利とも不利とも言いがたいです。まぁ、良くボケた写真が好まれる傾向はありますけどね。

 

1型、フォーサーズ、APS-C、フルサイズを比較

1型、フォーサーズ、APS-C、フルサイズの4つでほぼ同じ構図で撮影したものを載せています。それぞれ

F4.5、ISO200、WB晴天、露出補正+1

で固定しました。焦点距離は35mm換算でだいたい40mmぐらい。ほぼ全部ズームレンズで撮ってるので大体です。各カメラの適正露出の割り出しやホワイトバランスのばらつきで、色味や明るさがまちまちになっています。

1型


Nikon 1に搭載されたセンサーサイズ。いまではそんなNikon 1より、同型のセンサー採用のCanon GシリーズやSONY RX100シリーズの方が売れている有様。通常のコンデジよりもはるかにでかいセンサーで、フォーサーズに迫る大きさです。

SONY DSC-RX100M2

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RX100M2で撮影。想像以上に健闘している印象で、特にピントの合った場所の精細具合は格上のモデルを凌駕する勢い。さすがに他センサーに比べてボケはかなり固いですが、パンフォーカスのものや、うまく望遠側を使うことで演出できなくもない感じ。階調は柔らかさはあまりないものの、標準的でしょうか。

フォーサーズ


パナソニックとオリンパスが採用するサイズ。デジタル時代の到来に備え、それに特化したセンサーとして開発されました。現在ではマイクロフォーサーズと言われるレンズマウントが標準的。

Panasonic DMC-GF3, LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6

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パナソニックのGF3と電動ズームのキットレンズで撮影。後ろのギターの部分を見ると、明らかに1型よりもボケています。階調はより柔らかめになって、空気感が出ていますが、シャープさはRX100よりも下です。これはレンズの差が出ているんじゃないかと思います。

APS-C


通常のデジタル一眼カメラのほとんどに搭載されるサイズ。昔々に存在したAPSフィルムというフィルムのサイズからきたサイズと名称です。

FUJIFILM X-E1, Fujinon XF18-55mmF2.8-4

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富士フイルムのX-E1と付属レンズで撮影。さすがに後ろのボケは一眼を思わせる滑らかなものに。シャープ感も申し分なく、キットレンズながら完成度の高さを思わせます。色彩はフジ独特のフィルム感漂うねっとりしたクセが出ており、メリハリのある画に仕上がっています。

APS-C(Foveonフォビオン)

現在ではシグマ社が世界で唯一採用するフォビオンセンサー。1ドットに色のレイヤーを組み込み、解像度を劇的に上げた独特なセンサーです。

SIGMA DP2s

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DP2sで撮影。2010年の古いカメラながら、現在でも十分やり合える画が出てきます。解像度の高さは1400万画素とは思えないもので、フォビオンセンサーの凄さを感じます。鍵盤の部分や、となりの鉢植えを見ると、階調は非常に滑らかで豊か。APS-Cサイズながらあまり背景はボケておらず、フォーサーズのものと同じぐらいの印象です。

フルサイズ


35mm判フィルムと同じサイズのセンサー。主にハイエンド機のデジタル一眼に搭載。サイズの大きさゆえにレンズまで大きくなり、結果的に装備が大きく重くなるのが難点。

Nikon D750, AF-S Nikkor 24-85mm F3.5-4.5

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ニコンD750とキットレンズで撮影。後ろのボケはまさにフルサイズならではの滑らかなもの。階調も十分に豊かで、ピントの合った部分とその周辺を見ていると空気感がしっかりと出ています。フルサイズならではの圧倒的な余裕を感じますね。

 

まとめ

1型が予想以上に健闘していますね。フォーサーズよりもボケは固いですが、実際の様々な被写体の撮影においては、正直ほとんど差がないんじゃないかというほどの印象です。

ボケを活かそうと思うならAPS-C以上が欲しいところですが、ほとんどの一眼に採用されているだけあってカメラ本体の機能でかなりな差が出るんじゃないでしょうか。たとえば、今回使ったフジのカメラは独特の色作りをしており、人によってはバシッと好みにはまることもあります。僕もそれが理由で長らく使っています。

色々と言われますが、やっぱりフルサイズの優位性は変わりそうにないですね。この奥行き感などは他のセンサーに比べても、遙か上を行ってるように思えます。